midnightdigger

バック・トゥ・ザ・フューチャーのmidnightdiggerのレビュー・感想・評価

5.0
今更ですがこの映画をレビューします。

僕は10代後半から20代前半の頃、90年代のhiphopが大好きでした。
hiphop好きな人から言うとclassicってやつです。

今でこそ、ジャンルというものに縛られてること自体が頭が硬いと思うようになりましたが、
その頃は漠然と、人の知らないマニアックなモノがカッコいい、クールだ!などと考えていました。

そっから自然な流れなのですが、
マニアックなジャンルという括りでよく使われる"サブカルチャー"っていう言葉が好きになりました。響きカッコいいし!

サブカルチャーとポップカルチャーとは対照の言葉で、
この映画はまさにポップカルチャーの不朽の名作、金字塔を打ち立てた作品だと思います。

サブカルチャー好きの僕が対照のポップカルチャーを好きになるきっかけになった

と、言うか

「ポップカルチャーを素直にカッコいい!」
好きだ!
って言えるキッカケになった映画。

バックトゥザ・フューチャーをしっかりと見直す理由となったのはいくつかありますが、
今までの人生においての人との出会いが大きなキッカケで、まあ友達や出会った人からの影響です。

あとは自己啓発本とか、あまり好きではないのですが、自己啓発の父と言われているアルフレッドアドラーの考え方で、
承認欲求を否定する生き方というのがあるんですが、それをひょんなことで見たときに自分の根底にある好きなモノを受け入れたらもっと面白いじゃん!

「俺って、人の知らないモノがカッコいいとか思ってたのって、カッコいい人にカッコいいと思って欲しい承認欲求だったのかな〜」って思って。

実は今考えると、
僕の父は昔、輸入物のフィギュア屋さんをやっていて、それはそれはスターウォーズのフィギュアや、バックトゥザ・フューチャー、エイリアンのフィギュア等、
当時のまさに流行りのポップカルチャーど真ん中の英才教育だったなぁと。

もちろん、今でもhiphopは大好きですし、サブカルチャーも大好きです。
でもポップカルチャー好きになれて良かった、ポップカルチャー万歳!

どうでもいい自分の話しばかりしてしまいましたが、

最近見る機会が多いのですが、何度見ても見入ってしまう、何度見ても面白い。
不思議な魔力を持った映画だと思います。

この映画は僕を変えてくれた重要な作品という意味で、これからの人生でも大切にしていきたい映画です。

ラブ🫰🏽