ついに見ました!タイトルがずっと気になっていた映画です。それにしても、どうして死んだふりなのでしょうか?
結婚3年目のじゅんが会社から帰宅すると、妻のちえが血を流して倒れています。じゅんは驚き慌てて介抱しますが、ちえは死んだふりをしているだけでした。それ以来、毎日のように違った方法で死んだふりを演じる妻に、じゅんは何か不安を感じながらも、夫婦のあり方を見つけて行きます。
たくさんの死に方が出て来て、またそのコスチュームも多様で、見ていてとても面白いですね。そんなのあり?なんていうのがたくさん出て来ます😄。
また、この映画は、ただ面白いだけでなく、「なるほどな」と思った言葉がいくつか出て来ました。
1. ちえが「言葉の優しさって人を傷つけるからあんまり好きじゃないんです。優しい言葉が人を傷つける。そういうことがあると思います」と言います。なるほどなあ。確かにそうかもしれないなと思いました。
2. ちえが「そんなに頑張んなくていいんですよ。夫婦は毎日一緒にいるから、そんなに頑張れないんです」と言います。確かに、これは真理だよなあ。夫婦って毎日デートしているわけじゃないし、日常生活なんだから、そんなに頑張んなくてもいいんだよな🤔。
3. ちえがパンダ化粧で、クリーニング屋のじいさんを励ますシーンでは、じいさんがなかなかいいことを言います。「旦那さんを大事にしなさい。あなたが思っているよりも、ずっとずっと大事な時間だから」。人生の先輩が言うと説得力ありますね。
4. 人生には、3つの坂があるそうです。「上り坂」「下り坂」「まさか」の3つがあるそうです。このまさかに備えるのが大事だそうです。
5. 夏目漱石は、英語の本で、”I love you.”を「月が綺麗ですね」と翻訳したそうです。当時の日本語にはふさわしくない表現だったようですね。ちえはこのセリフを多用していました。
さて、どうして、ちえは、毎日死んだふりをしていたんでしょうね。じゅんには、その理由が伝わったようですが、私には全く分かりませんでした。いつか、その答えを知りたいなと思います。
学びのあるいいセリフがいくつかも出て来るし、夫婦のあり方を見せてくれる映画でした。面白いだけでなく、意外にもなかなかためになる映画だなと思いました😄。