旧支配者のキャロルの作品情報・感想・評価

旧支配者のキャロル2011年製作の映画)

製作国:

上映時間:47分

3.0

「旧支配者のキャロル」に投稿された感想・評価

Moe

Moeの感想・評価

2.7
映画残酷物語

この映画自体が学生と制作した作品だって聞いてすごすぎ!って思った。低予算映画の戦い方の実験だったらしい。バックステージもの独特のリアリティある。

怖いって思うものはリアルなものだって、たしかに。ディティールが生ネタだからこそ出てくる怖さ。まあ、怖いの嫌い。
佐藤

佐藤の感想・評価

-
体売るまでがスマート
敬称略で失礼します。
高橋洋×中原翔子の組み合わせに外れなし!
松本若菜の鬼気迫る表情も素晴らしかった。
フィルムに焼きついた津田寛治もまた良かった。
『霊的ボリシェヴィキ』でも重要な役柄を演じていた伊藤洋三郎のピンポイント出演も憎い。
それにしても、映画を撮るって一体どういうことなんでしょうね……。
ドント

ドントの感想・評価

3.5
2011年。ウエ~ンコワイヨ~。主演・映画学校のスパルタババア講師vs監督・映画学校の生徒の女性 映画制作という地獄+マウンティング合戦。
『リング』などの脚本家・高橋洋が映画学校の授業として作った二重チックな代物なのでギカント低予算、数人を除くとスタッフとキャストが兼業、照明や撮影や編集に凝る余裕もあまりなさげ。でも50分を切る短さと女同士のHELL試合の迫力などでウワ~ンコワイヨ~と感じながら見終わってしまう。
さすがに諸々の理屈と志の高さとそれを作らんとする撮影状況の解離が大きい粗々しく荒々しい作品なのだが、それをものともせぬ厭さにこちらの神経が音を立てて削られていく。とてもつらい。旧支配者=古の神とは映画制作の魔のことであろうか。「映画学校のイメージが、ちょっと……」との嘆きから始まるホッコリコメンタリーで心を落ち着かせましょう。
津田さん出てっから義務的に観たけど、津田さん出てなきゃ観なくて良かったのに…なったわ

スパルタババアの指導のもとで映画撮るよ、って話

津田さんだけちゃうくて、ヒロインを演じたのが電王の優しいお姉さん役で我々を虜にした松本若菜さんやからな、かなりマシンボーイ得なはずやねん(まぁ、マシンボーイはお姉さんより、ハナちゃんやナオミちゃんが好きやったけどな!)
あのちょっととぼけた美しいお姉さんが、見ず知らずの男に身体を売るシーンのスマートさにはどきっ!なったけど、わにさんどきっ!はいしゃさんどきっ!並に、どきっ!なったけど
まぁそれ以上に盛り上がるようなシーンも無く、ヒロインが監督する劇中劇も糞おもんなさそうで、お尻ポリポリするしかリアクションできなかったのでした…

ちなみに本作の監督は高橋洋、あの「女優霊」や「リング」といったJホラーを代表する名作の脚本を書いた高橋洋の作品というだけあり、幽霊やら怪奇現象が出るわけではないけどホラー色強め
そして、本作は高橋洋が映画学校の生徒をスタッフに使って撮った作品らしいのですが、この鬼教官が生徒をボロボロのボロ雑巾にしながら映画を撮る映画を、生徒達は何を思いながら撮ったのか?そこが1番のホラーでありコメディ
生徒は皆ドMなのか?マシンボーイはMだが、小汚いおっさんやキチガイのおばさんにいじめられるんは真っ平ゴメンなんで、残念ながら生徒達の気持ちが全く想像できまへんでした…
退屈せず観れるのだけど、何だかなぁと。
主従関係が撮影の中で入れ替わるというお話は、ポランスキー監督の「毛皮のヴィーナス」を思い出したり(あっちは演劇ですが)もした。
これはやべぇ、ワケわからないしお金も時間もかかってなさげだけどおもしろいやつだ笑

映画学校の卒業記念の映画製作が講師兼女優のおばさんの常軌を逸したいやな念をふんだんに込めたスパルタ指導によって息苦しく重い空気感と緊張を生む。その熱狂的な負の念に監督に抜てきされた女性が触発されて映画製作は思わぬ方向に…

監督に抜てきされた女性は自身のプロフィールに「人間は人間に潰すとか潰されるなんてことはなく人間は勝手に潰れていくものだと思う」て書いてて、これを読んだ講師兼女優のおばさんがおもしろいわね、この子。的なこと言って彼女にやたらと目をかけると言うか、その常軌を逸した指導を主に向けるんだよね。
その指導シーンのいやな感じはジャズ映画のセッションを越えてるんだよ、ベクトルは違うけど、なんと言うか地獄のガラスの仮面って感じ笑

正直、何を意味して言いたいのかわからないんだけど圧倒される仕様になってる。高橋洋さんらしいテイストではあるかな?でも、ソドムの市みたいに笑えるとこがないのが苦しかったな、これは。詰まらなくはないけど。
それにこの映画の雰囲気にギャグは合わないから仕方ないかな笑

さかんにわからないて言ってるけど、単に雰囲気だけに拘ったりメチャメチャやってるわけじゃなくて何か深淵な意図はあるんだと思う。
前記した「人間は勝手に潰れていくものだと思う」これがちゃんと回収と言うか巧みに、そして恐ろしい形で帰結してるから。

あと、映画の中で作ってる映画のタイトルも旧支配者のキャロルでこの劇中劇の方がおもしろそうだなて思った、普通のホラーとして笑
心にスタンガンを持て!!
yasshy

yasshyの感想・評価

1.5
すみません、凡人のわたしにはあまり良く理解できない作品でした。
映画学校?の卒業制作?なのはわかるが・・・。
映画製作に対する姿勢なのか産みの苦しみなのか、
真剣さは何となくわかるけど。

おそらくリアルからの延長線上で見てしまうと理解できないのかもしれないですね。
keiji

keijiの感想・評価

3.0
『恐怖』と同じく悪くないんだけど、オーディオコメンタリーとか聞いてると高橋洋それでいいのか?と思ってしまうようなところもあった。ヴァーホーベンの『トリック』を観ている時の感じを思い出しつつも、高橋洋の陰の強さがやっぱり濃いなぁ
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