そうそうクリステン・スチュワート、ダイアナ妃で賞レースに行けるって言われてるらしいじゃん。
という勢いでうっかり再生したんですが、俺そもそもドリュー・バリモア好きなので、彼女が通してきた「エンジェルたちは銃を使わない」こだわりがあっさり捨てられちゃってまあ。という残念な思いもあって未見だったんですよね。
で、いざ見てみたらたった2年前なのに編集テンポのせいでもう古くなっている印象を受けまして、そういう賞味期限の短さ含めてこのフランチャイズらしいといえばいえる。そう、バカ系ハリウッド映画には点が甘い俺。
個人的にはトルコ・ダービー(って言ってたけど違う日の撮影)っぽいシーンがあったのが映画の中の競馬シーン・コレクターとして喜ばしかったのと、あとカメオ勢ではヘイリー・スタインフェルドを贔屓にしてるので、ま、2019年興行失敗大賞。の結果を受けると微妙ですが、続編にGOサイン出てヘイリーがクレジットされると良いな。
余談ながら、メイン3人のうちクリステンこそユダヤの血が入ってるアメリカ人ですが(それでいてプリンセス・オブ・ウェールズを演じる奇縁)、ナオミ・スコットは母方ウガンダ、エラ・バリンスカは母方ジャマイカ。マルチレイシャルなバックグラウンド持ちなところが今っぽい。
アメリカ国籍に変更したノーベル賞受賞者を日本人と呼んで何が悪いんだ、って言うひとに限って大坂なおみや八村塁を日本人と認めないのが心底気に入らない派なので、エンターテイメントの主流から「ピュアな〇〇人」って概念を消し去ってしまうこの流れを応援しているのでした。