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チャーリーズ・エンジェルのmatchypotterのレビュー・感想・評価

チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)
4.2
想像以上に面白い。良かった。

エリザベスバンクスって女優も映画監督もプロデューサーもこなすのか、すごいなこの人。

こういう監督だからなのか、新たな“チャーリーのエンジェル達”がより濃く、より美しく、より強く、3人それぞれのキャラクターも個性が際立って描かれていた。

ナオミスコット、クリステンスチュワート、エラバリンスカ、三人三様、それぞれ全く違う美しさ。
特にエラバリンスカ、信じられんプロポーションと、、、なんだそのあどけなさとツンとしたカッコよさを凝縮した表情と笑顔は。めちゃくちゃカッコ可愛いわ。一瞬でファンになりました。

そして、クリステン、キャリアと貫禄が違う。
動きとあちこちであれこれになりきる幅の広さ、掴めない雰囲気のキャラを演じきっていて、さすがとしか言いようがなく、突出してる。彼女が2人を牽引して全体がレベルアップしてるのかも知れない。

ナオミスコット、ぶっ飛んだ事件に巻き込まれたただの科学者が右往左往しながら根性見せて最後はコンバット。成長著しく、どんなシーンでどんな格好しててもドタバタお茶目でとにかく可愛い。

もうとにかく、3人の見た目から掛け合いからコンビネーションから、少しずつ3人がお互いの足りないところを補いながら、お互いの長所を引き出しながら、危険に立ち向かい、時に倒れても寄り添って、3人で“チャーリーズエンジェル”になっていく絆というかチームワークが何とも心を打つ。

この3人を観てるだけで満足だが、話も定番中の定番。爽快。ライトに気持ち良い。

監督も出演者も女性なので豪快な泥臭い力強さよりも、リズムよく強かで流れるようなアクションとテンポ。
逆に女性に寄せ過ぎじゃないかと思うような展開もしばしばだが、それはこのシリーズならではの特権なのでそこは極めにいってると思えばそれはそれでやり切ってる。

展開早くサクサク、話は詰め込み過ぎず、3人のキャラクターが申し分なく披露されてる。
もうこれ素晴らしい。だから、お願いだから冷めやらぬうちに続編を作りたまえ。さっさと作りたまえ。この3人で。
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