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チャーリーズ・エンジェルのtakumiのレビュー・感想・評価

チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)
3.5
国際的スパイ組織チャーリー・タウンゼントで訓練された女性エージェント、チャーリーズ・エンジェルを描いた映画化作品。

結構残念な出来でしたが、エンジェルたちは最高でした!

まず良かったところはなんと言っても三者三様魅力的すぎる主人公3人です。クリステン・スチュワートはさすがの存在感とワルっぽい段違いのカッコよさでさすがのリーダーっぷりだし、映画本格デビューのエラ・バリンスカは長い手足(身長180センチ!)でアクション映えするしクールだけど顔は幼くてギャップがあって良いし、なによりイチオシのナオミ・スコットは豊かな表情で何をやってもキュートだったので最高です。眼福です。

ただ映画としての出来はかなり残念です。今までのシリーズと違って(本家ドラマは未見なので比較できませんが)硬派な割には脚本や場面のつなぎが雑でチグハグな印象です。特に裏切り云々の流れや最後のチャーリーのシーンとか、かなり残念。力を入れてるっぽいアクションシーンも、カチャカチャした編集と工夫のあまりみられない格闘振り付けでなんとも凡庸です。冒頭のクリステン・スチュワートのセリフとか、メッセージ性はわかりますが、もう少し映画としての完成度を上げたほうがいいと思いました…

文句タラタラですが、主人公3人が頑張ってるところを大画面で観るだけでも映画代の元は取れると思いますので、興味ある方はぜひ!本国では大コケ&評価もかなり悪いみたいなので続編は作られなさそうですが、続きはみてみたいですね。

追記
パンフレットは過去作紹介とかファッションや音楽の評論があったりして楽しいです。
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