クールな女性たちの変装とカッコイイ振る舞いを見ているだけで十二分に楽しい作品でした!
前シリーズに比べて派手さも華やかさもカンフーもスケールダウンした感は否めませんが、とはいえこの3人をまた観たいなと思えるぐらいに好きな作品になりました!
エラ・バリンズカのスラっと長い手足は映えるし、ナオミ・スコットは天然でおっちょこちょいな可愛らしさがハマり役。
クリステン・スチュワートは、お調子者のムードメイカー役が最初はイメージと違うと思ったんですが、いつの間にかその新鮮なキャラがクセになって、最終的には1番のお気に入りキャラになりました。
場面ごとに多種多様なファッションでも楽しませてくれるし、研究所でのドタバタもバカバカしくて好きだし、煌びやかなダンスシーンの無駄さも良い!
新シリーズには”女性らしさ”を逆手にとって悪に立ち向かう要素はほぼなく、世の中が理想とする「かっこいい女性像」の変化が垣間見えるようにも感じます。
現代的なチューニングと言えるかもしれませんが、そこは好みの分かれるところかもしれません。