えむA

さよなら、僕のマンハッタンのえむAのレビュー・感想・評価

2.3
途中から伏線が見え見えだが、落ち着くところに落ち着いたそれらの回収も嫌味がないセンスの良さを感じた。それでいてただの粋な洗練されたおしゃれ映画ではなく、深みもあってニューヨークでないと成立しないのではないかと思えるような映画。街そのものの存在感を強く感じた。
主人公トーマスはいろんな意味で恵まれてると思う。生粋のニューヨーカーであり、良くも悪くも両親やユダヤ人コミュニティーに守られている。おそらくニューカマーであろうミミの苛立ちもなんとなく頷ける。
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