Yukiko

さよなら、僕のマンハッタンのYukikoのレビュー・感想・評価

3.8
2019年3月25日
『さよなら、僕のマンハッタン』2017年制作
監督、マーク・ウェブ。
他の監督作品に『アメイジング・スパイダーマン』シリーズ
や『gifted/ギフテッド』がある。

ニューヨーク、マンハッタンの端っこ、環境のイマイチの
地域のアパートに一人暮らしをするトーマス。
大学を卒業したばかりだ。
両親は同じマンハッタンの治安の良い地域に住む。
女友達のミミが好きだが、彼女には別に恋人がいる。
そんなある日、アパートにジェラルドという風変わりな男が
引っ越してきた。
トーマスはジェラルドと度々話すようになっていく。

トーマスとミミがバーで飲んでいると、父親(ピアース・
ブロスナン)と若い女性が仲良く話し込んでいるのを
トーマスは見てしまう。
父親に不倫をやめさせようと、相手の女性ジョアンナ
(ケイト・ベッキンセール)に会って話す内に、
トーマス自身がジョアンナに魅入られる。
そしてジョアンナと深い関係になっていくが、ジョアンナと
トーマスの父親は本当に愛しあっていた。


退屈な人生で裏のない男だと自分を評価していたトーマスが、
どんどん刺激的な人生を歩み、人に言えないような秘密ある
行動をするようになっていく。

ラストには、父の気持ち、愛情や、母の気持ちを理解し、
誰も責めることなく見守る心のゆとりを持つようになっていく。

要は、何不自由なく育ったはずのトーマスにも、一皮剥けば
知られざる人生があり、様々な経験を積み重ね、大人の男へ
と成長するトーマスという映画です。

秘密の暴露、後半ラスト近くにあっけなく暴露!
もうちょっと、徐々に分かっていくのがいいかと。
ジョアンナって、ジェラルドと親子かと思った。
親子で、トーマス一家に仕掛けているのかと思った私は、
サスペンスの見過ぎ?

挿入歌が良いです♡
サイモン&ガーファンクルが歌う「ニューヨークの少年」
Yukiko

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