1987年制作の西ドイツ映画。久々にみましたが、やっぱり好きだなぁ。
テーマソング"Calling You"が沁みる良作です。
カリフォルニア州モハベ砂漠 ルート66沿いの寂れたモーテル併設のバグダッド・カフェに、旦那とドライブ中喧嘩別れした恰幅のいい女性が歩いてやってくる。
ドイツ・ローゼンハイムから来た彼女はムンシュテットナー／愛称ジャスミン（マリアンネ・ゼーゲブレヒト）。
カフェのオーナー、気性の荒い奥さんブレンダ（CCH・パウンダー）も、おバカな亭主と大喧嘩して亭主が出ていったばかり。
カフェにはブレンダの娘・遊び呆けてるフィリス、小さな赤ちゃんのいる息子・いつもピアノを練習しているサロモ、インディアン風の店員カヘンガ。
客は、近くのトレーラーに住んでる画家ルディ（ジャック・パランス）、モーテルに長居するお綺麗なタトゥー彫師、そしてバックパッカーの若者。
カタコト英語のジャスミンは、当初ブレンダから嫌われますが、長居するうちに徐々にみんなと仲良くなり、彼女の手品がカフェの名物となり店も大繁盛。
画家のルディはジャスミンに熱をあげ、彼女に絵のモデルになってもらう。
ビザ切れで一度はカフェを去るジャスミンだが、再びみんなの元へ・・・
ジャスミン、ふくよかでチャーミングなんですよね。ルディが惚れちゃうのも分かります^^
彼女の存在がみんなを優しくしていく、素敵な作品です。
バグダッド・カフェ、ルート66に現存するみたいですね。あの給水塔とモーテルは無くなっているようですが。
