2018鑑賞no.6(劇場鑑賞no.5)
tohoシネマズ新宿 スクリーン11 E-9
原作未読。
ドラマ版鑑賞済。
ドラマ版とは別モノとしてみることができるので、映画版だけでも楽しめると思う。
映画は、矢崎の感情がより炸裂してる。
でも、清々しく前向きな気持になれて良かった。
どちらも木村文乃演じる矢崎という女性の葛藤を軸にして物語が進む。
ドラマは、矢崎の視点がメインで伊藤くんを複数のキャストに当てた話なので、伊藤くん像が定まらない印象。
映画は、岡田将生のみが演じている伊藤くんの人物像がハッキリ見えて、矢崎の葛藤がより濃く描かれている印象。
ドラマのラストが映画版に続くようなシーンで終わっているので、どうなるか気になっていた。
場面のロケーションや配置、服装がドラマ版とちょっとずつ違うので映画版として楽しめる。
好きなのはバスタブの蓋を開けるシーン。
ドラマは矢崎ひとりのシーンなので虚しく寂しく感じたが、映画は田村(田中圭)がいて過去の自分と向き合えた矢崎の姿が伺える。
時代の流れで求められるものが変わっていく脚本家という仕事。
仕事に生きる矢崎を応援したくなった。