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パーフェクト・レボリューションのne22coのレビュー・感想・評価

3.7
2017年劇場観賞 77作品目 完成披露試写会

この映画に対して素晴らしいなって思うのは、人間の多様性を認めていて、多数派も少数派も同じように感じたり、考えたり、主張したりする事ができて当たり前なんだって言う事を笑顔いっぱいの画面で伝えようとしているところだと思いました。

原作者の熊篠さん、私達が想像し得る程度の事なんて容易に飛び越えるだろう、いろんな辛い、苦しい経験や想いももちろんあっただろうに、そういう部分を押し付けるのではなくて、優しく、ユーモアを交えながら教えてくれて、なんかみてたら、障害があってもなくてもホントにみんなそれぞれ苦しいし、辛い事を乗り越えながら生きていて、勝手に線を引くか、引かないか、それだけの事なんだと思った。

もちろん、『パーフェクト・レボリューション』という革命へ向かって、まだまだ挑戦的な部分もあったけれど、それも含めて映画自体のメッセージ性とあっていて好感がもてたし、なんか核の部分の想いが原作者、監督、出演者、そしてきっとこの映画に携わって来たであろう様々な人々の間で、しっかりしたものが共通であって、つながってる感じがして、終わった後ちょっと自分の人間レベルが少しあがったような嬉しい気持ちになれました。

リリー・フランキーさんは本当になるべくしてなった!!ってかんじて、その他の方、全員絶妙に素晴らしく、キャスティングに関しては100点中500点でした。

拡がってほしいなと純粋に思える作品です。