このレビューはネタバレを含みます
障がい者をこういうテーマで描くのは新鮮で、評価されるべき映画だとは思う。
クマピー役のリリーさん上手かったし、清野菜名ちゃんもぶっ飛んだキャラクターに合っててむちゃくちゃ可愛かった。
だけど途中描かれている現実とのギャップで、ラストのファンタジーに乗りきれなかった。
途中のエピソードを減らして、あの予定調和のドタバタ劇に至るまでの経緯に時間を割いた方が良かった気がする。
それが出来るタイミングはそれまで何度もあった。
スッキリしない。
またああなるんではないかという不安が払拭されない。
あの素敵なラストシーンを観ても、なんとかなるとは思えなかった。
クマピーとミツのキャラが良かっただけに、残念だった。