パーフェクト・レボリューションの作品情報・感想・評価

「パーフェクト・レボリューション」に投稿された感想・評価

TAKA

TAKAの感想・評価

3.9
2017-174-134-040
2017.10.20 109C大阪エキスポシティ Scr.3

・普通のエロオヤジの恋の始まりは普通じゃなかった(^_^)
明るくポップに描く障がい者の愛。
・美しく結ばれて。
・リリーさん!( ̄▽ ̄)b!
・そのラストは・・・

まず物語の題材にひかれました。
加えて清野菜名さん。
そしてフォローしてる方の好評価。
観るしかないっしょ!?(* ̄∇ ̄)ノ♪

あまりに普通に始まった。
あまりに普通のエロオヤジと共に(笑)

四肢に障がいをもつ主人公クマ(リリー・フランキー)は、普通のエロオヤジ(^_^)
自らの性を赤裸々に披瀝して出版、講演を行ってる。
これがまぁ、まずその辺じゃ見掛けないようなエロオヤジ!f(^_^;(笑)

その講演会場に来ていたのがミツ(清野菜名)。
ハーレクィーンか君は!?みたいな派手でポップなファッション。
ぶっ飛んだ言動。

そしていきなりの恋愛宣言!
「革命を起こすんだ!(* ̄∇ ̄)ノ♪」

?・・・会ったばかりだよね?(゚д゚)

普通のエロオヤジの恋の始まりは普通じゃなかった(^_^)

ミツは精神に障がいをもっていた。
「だからさ。そんな私達でも幸せになれるってことを証明するの。
革命を起こすんだよ!♪」

タイトルキタ━(゚∀゚)━!(笑)

いや、クマは好きともなんとも言ってないんだけどf(^_^;(苦笑)

そうやって2人のポップで明るい恋愛が始まる。
題材から想像してしまうような暗さはない。

当たり前だ。
普通の恋愛なのだから。(^_^)
・・・始まりはあまりに唐突だったけれどf(^_^;

今にして思えば、明るい展開に見えるように、クマとミツのファッションも明るくポップにデザインされていたのではなかったのかな。

若い娘はガンガン押すんだけど、オッサンはなかなか踏み切れない。
ありがち♪(* ̄∇ ̄)ノ♪(笑)

だけど、いつしかクマにもミツの真っ直ぐさが眩しくて大事なものになっていく。

そして2人は・・・
互いの愛を確かめ合う。

美しいシーンだったな。(^_^)

2人が心も体も結ばれる。
今までみた映画の中で、一番美しいシーンかも。
そう思った。

ユリゴコロと違って不自然さなし!(^_^)
あ!見えませんけどね( ̄^ ̄)(笑)

そんな愛の営み。
勿論お互い障がい者なんで、色々ある。
殊にミツの闇は深い。

だけど
だからこそ
愛は密やかに
だけど確かに
美しい輝きを放つ

とても無口に
静かに
2人の愛は育っていく。

そりゃあね。
健常者ではないが故の色々な出来事や苦労もある。

そんな事もしっかり描きつつも、明るく前向きに応援したいなって気持ちで観ていられるのは

リリーさんの好演と清野菜名の笑顔(^_^)

特にリリーさん。
失礼ながら、あんなにいい役者さんだったんだ。正直言って、役者としては雰囲気の人だと思ってた。
自然さがスッゴい良かった。沁みた。
素に近かったのかもだけどf(^_^;(笑)

そして清野菜名。
まだ決してうまい役者じゃないと思うけど、彼女の笑顔が物語を救っていた(^_^)

小池栄子さん、余貴美子さんは、流石の好演!
( ̄▽ ̄)b!

いい映画でした。
登場人物の恋愛をあるがままに描いて見せてくれました。
特有のイベントもあるのだけれど、それに振り回され過ぎることなく、2人の恋が描かれていていたと思います。

健常者と障がい者ってあるけど、
どちらも帰るところは、
この同じ社会なのよね。
この社会しかない。
普通に一緒にやってきましょ、お互いもう少し理解しあって助け合いながら。

そういうことかなと。(^_^)

素敵な映画でした。

ただ一つ。
だからこそ・・・

ラストが哀しかった。
なぜ・・・?
なぜそのラスト?

あのラストの感じ方は、人それぞれだと思うけれど・・・
俺は・・・とても哀しかったです。
くま

くまの感想・評価

3.7
障害があるもの同士の恋愛の話。

内容としては良かったけど、最後だけ無理矢理感があったかなー。

清野菜名という女優さん知らんかったけど、めちゃ可愛くて良かった。

リリーさん、全開で出てた感も良かった。
パーフェクト・レボリューション
障害者の性を訴え続ける活動家 熊篠慶彦の実話をベースとした物語。
幼少期より脳性麻痺を患い手足を思うように動かせないクマ(リリー・フランキー)は、車椅子生活を送りながらも身体障害者にとっての性への理解を訴えるため活動をしている。
書籍を出版した際のトークショーで出会った人格障害を患うソープ嬢 ミツ(清野菜名)に想いを寄せられ困惑するが、やがて二人は恋に落ちる。
共に障害を抱えながらも幸せになれることを証明すべく、完璧な革命を起こし不可能を可能に変えていこうと奮闘するのだが…。
揺れ動くクマとミツの恋愛模様を通し、多くの者が抱える偏見を 貫き通せぬ愛情を描いた作品だ。

ぼくはどうやら酷い思い違いをしていたようだ
ド頭から気付かされた
よくよく考えてみれば分かるはずなのに、これまで考えることを避けていた
知ろうとさえしてこなかった
弱くて 脆くて 謙虚で 誠実で 純粋
卑しさだとか 泥臭さだとか エロさなんかとは無縁
それこそが障害者なのだと心のどこかで決めつけていた

障害を否定するようなことはしないが、そもそも干渉しようともしてこなかった
どう関わっていいのか分からない
不用意に触れて傷付けでもしたらどうしようと不安になってしまう
そこにいるのに、まるでいないかのように立ち振る舞い目を瞑る
それはもう十分に偏見や差別の領域へ足を踏み入れている行為なのだと思う。

障害者ならではの窮屈さや理不尽さはやっぱりあるけど、過度に押し付けてくるわけでもなく ドラマチックに描くわけでもなくとても自然な形で伝えてくれる
ぼくが持病の群発頭痛で悩んでいるのと同じベクトルで彼らの日常を見つめることができた
観客と障害者の間にあった隔たりをひとつひとつ取り除きながら物語は進んでいく

彼らも同じ人間
とても当たり前のことなのに、街で見かければ宇宙人扱い
ぼくが日夜エロ動画収集を欠かさないのと同じように、彼らにだって性欲はある
恋だってするし オナニーだってするし SEXだってする
仮にできない状況にあったとしても、願望は抱いているはず
障害者というワードが見え隠れした途端あなたもぼくも線引きしてしまいがちだけど、実際には線なんて引かれちゃいなかった
だって、こんなにもロマンチックでセンセーショナルな恋愛映画だったんだもの

脚色されているのは百も承知だけど
リリーさんと清野菜名ちゃんが演じているから魅力倍増なのも分かっているけど
少なくともぼくがしてきた恋愛の何百倍も輝いていた
恋愛に障害なんて関係なかった。

叶えられなかった恋
愛へと至らなかった恋
添い遂げられなかった愛のなり損ない
正真正銘の「愛」を手にできる者を健常者としたのなら、大抵の人は障害者

人を人とも思わぬ冷酷非道な人間
タバコをポイ捨てしたり 他人のチャリのカゴにゴミを捨てる奴
信号無視したり 映画の上映中に喋ったり携帯いじるバカ
視覚的に認識できないだけで 世間一般的な「障害」にカテゴライズされていないだけで、世の中障害者で溢れている
ぼくにだって あなたにだって、何かしらの障害は宿っている
完璧な人間なんていない
不完全な部分があるから互いに補い合い支え合う
二人だから 大好きな人とだから変えていける。

手も足も動く 言葉も発せられる
ぼくは一体何をやっているのだろう
挑戦する前から諦めてばかり
始めてもいないのにダメになった時のことばかり心配している
どうせ届かない どうせ叶わない どうせ振り向いてもらえないと、自分で自分の可能性を殺している

この作品に出逢えて良かった
自身に宿る偏見を取り除くまではいかずとも、自覚することができた
本気で想える誰かと真正面からブツかって恋がしたいと思えた
尾上若葉さんとも 希美まゆさんとも 湊莉久さんともお別れする
モニター越しに映る彼女達ではなく、目の前にいる大好きな人と恥ずかしくて 情けなくて 死んじゃいたくなるような恋がしたい
きっとできるはず 革命だって起こせるはず
ダメかもしれないけど、やってみなくちゃ分からない
クマとミツの革命が勇気を与えてくれた

さらけ出すことがスゴいんじゃない
ありのままでいられることがスゴいんだ。

ただの恋愛映画と障害者同士の恋愛映画
良くも悪くも後者には付加価値が生じてしまう
が、中身はただの恋愛映画と変わらない
車椅子でのダンスシーンに胸がときめいた
何度も何度も耳にしてきた「永遠に生きられるだろうか 永遠に君のために」というフレーズが胸に突き刺さった
あなたの心にも大きな愛の可能性を届けてくれると思います。

ぜひ劇場でご覧ください。

青春★★★★
恋 ★★★
エロ★★★
サスペンス★★★
ファンタジー★★★
総合評価:A
熊篠慶彦さんと子宮委員長はるさんの実話を下敷きにしたフィクションとのこと。脳性麻痺の主人公(リリー・フランキー)と人格障害(現:パーソナリティ障害)のヒロイン(清野菜名)によるラブ・ストーリー。ポップ&ちょいエロな感涙モノ作品。2人が乗り越えようとする色んな恋の障害を見れば見るほど、「普通とか普通じゃないとか、それって一体何なんだ?」と思えてくる。

リリーさん最高。清野菜名万歳。面白かった!
「障害者の性」というタブーな題材に身構えて鑑賞したが、そんな先入観を打ち砕く、開けっ広げでオープンスタイルな作風にすんなり受けいれられた。

本作は「障害者の性」というより「障碍者の愛」に主眼が置かれている。障害者というハンディを持った主人公と、その相手が「人格障害」というダブルハンディを持った二人が幾多の困難にぶち当たる。

 受けの演技に徹したリリー・フランキーに対して、攻めの演技に徹した清野菜名の危ういバランス感覚が良い。そして脇に徹した小池栄子がドラマの要所要所を上手く引き締め好演していた。
 
 やや踏み込み足りない部分も多々あったが、題材が題材だけに、この位のさじ加減が限界なのだろう。重く暗い方向に向いがちな題材を、前向きにとらえた監督のセンスを感じる作品だ。
「愛は全てを変える!この音楽みたいに!」BABY BABY 〜♩ のシーンがすごくすきだった
ちろる

ちろるの感想・評価

3.6
身体障害者だからだとか精神障害だとかそんなの関係ない!愛さえあればなんでもできる。
と口で言うのは簡単だ。
障害がある人の物語なんてほんとはこんな風に障害を経験した人しか書いてはいけないのかもしれないと思うのだけど、そのリアルな視点は時に想像を超えるものだったりする。
たしかにミツとクマ2人が最高な笑顔で過ごせることはこの世界ぎ完璧な世界であることに繋がるのに、やっぱり、日常生活と照らし合わせてみたら無理なのではないか、、という結論に陥ってしまうことが悲しい。
障害を超えての最強のラブストーリーを描いているものとばかり思っていたが、そんなに甘くはない。
健常者同士だろうが障害があろうが運命の相手と結婚できるわけではなくて、そのパーフェクトでない現実が描かれている作品だったのは逆に良かった。
障害のある人の性生活だけでなく、障害者とその家族の問題、結婚問題などきれいごとではない部分を描写していたが、何も解決はしない。
でもそれが現実なのだと思うから、この物語はラストのダンスシーンはちょっと浮いた感時に見えて違和感。
ただ監督はここを撮りたかったのかな?

ミツを演じた清野菜名さんは、あまりに厄介な性格のミツをとびきりの笑顔でカバーしてギリギリのところで不快感を与えない演技をしていた。
(実際のミツはもっとえぐいと思うけど。)
リリーフランキーは、上手いとかどうかはちょっとこの作品では分からないけれど、彼にしか出来ない役柄であるということは間違いない。
なにも言えなくなるようなストーリー、唯一キャスティングに救われたのかも。
ひたすら痛く、それが面白さに繋がってない。残念。
りりー

りりーの感想・評価

3.0
ラストが謎すぎる。
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