サリエリコ

ラッカは静かに虐殺されているのサリエリコのレビュー・感想・評価

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アラブ文学研究者・岡真理さんは著書『アラブ、祈りとしての文学』の中で、
小説は無能なのか、小説は悲惨な現実を前にしても何も出来ないのだろうか、と自問されます。
そして、小説を読むことは他者の人生を追体験することである。遠い土地に住む誰かを身近に感じることで、誰かの尊厳を想う。それは祈りだ。知ることは、ささやかな大切な一歩である、という答えを提示してくれるんです。(手元にないのでうろ覚えですが、もっと素晴らしい文章で書かれてます)

映画も同じだと思います。
スコアはつけられないや。