ラッパーとしての成功を目指して頑張る貧乏白人の女の子の話。
一所懸命働いて頑張ってるのに、同居している元歌手で美容師の母親がろくでなしで、パティの稼ぎは全部巻き上げ、でもおばあちゃんの治療費を払うでもなく呑んだくれているというね。でもパティはそんな母親でも愛してるという。パティの仲間も薬局で働いたり家出をしてきたりして夢を追っているが、なかなか上手くいかない。さらにパティは女性であること太っていることであれこれ揶揄され、その怒りや悔しさが創作のバネになったり、逆に落ち込んでやる気をなくしたり。
ああ貧乏で働きながら夢を追うってこういうことなんだなあ。ほんのちょっとのチャンスでもつかんで這い上がるのに必死というか。
展開はややありがちで途中眠くなったけど、後半は盛り上がった。ライブで歌ったリリックよかった。あのバスタード(本名ボブ)の喋り方とか声とかいいなあ。パティの夢を応援して協力してくれるおばあちゃんもステキだった。
