かなり強引な展開になる構成ではあるが、ベテラン橋爪功さん、実力派の市原隼人さんの力で、しっかり面白い作品に仕上がっている！
市原隼人さんの演じ方、腹が据わっていて、キリッとしたシリアスなシーンはもちろんグッと締まるし、
おどけたシーンや、笑いを狙ったシーンでも、その腹の据わりように安定感が物凄くあり
展開的に違和感のあるシーンでもどこか安心して見ていられる！
そしてそれ以上の圧倒的な安定感を出しているのが橋爪功さん。
このお二人で物語を引っ張っていって、
そこに新人俳優部さん達、子役ちゃん達がなんとか必死に喰らい付いていっている様な感じ。
コロナの影響で完全に平和とは今は言えないが、
刀で殺し合いをしたりはしなくていい世の中になったが、
侍のように、実直に何かに取り組んだり、
誰かを守ろうとしたり、
日々鍛錬を続け大義を果たせるように、
という高い志を持って生きていく事が大事である。
と、思った。
