ロキシーの作品情報・感想・評価 - 5ページ目

「ロキシー」に投稿された感想・評価

てるる

てるるの感想・評価

3.8
松竹が贈るエクストリームセレクション第4弾!
第1弾「ジェーン・ドゥの解剖」に続きエミール・ハーシュくん主演。

そしてダブル主演として「マッドマックス」で頭角を現したレニクラの娘ゾーイ・クラヴィッツ。
若かりし頃の父親を彷彿とさせる編み編みヘアで危険な臭いのする女性を好演。

原題が「Vincent N Roxxy」で二人の名前が冠されてるのに、邦題では無視されるエミールの哀しさ( ;∀;)

道で男に暴力を振るわれているロキシーを助けたヴィンセント。
訳ありな様子だけどロキシーに惹かれるものを感じたヴィンセントはしばらく兄の住む牧場で暮らさないかと提案する。

蓋を開けてみたら、ロキシーよりもヴィンセントのほうが内に秘めた暴力性があったという。

前半…というか8割くらいはロキシーとヴィンセントが兄貴カップルのところで生活して親しくなっていく過程を丁寧に描く。

この4人の関係がなかなか良くて、このままずっと幸せに暮らして欲しいなって思うけど、それじゃただのラブストーリーになってしまう訳で。

実際、この映画のどこがエクストリームやねん!と心の中でツッコミつつ観てたら、終盤が怒濤の展開かつバイオレンス!
確かにエクストリームだわ!てなりましたw

でも兄貴と弟が母親のことを話すシーンとかジーンときたりするし、ヴィンセントを見てるとホントにロキシーのことが好きなんだなってのが微笑ましかったり。
総合的には好きな映画でした!
観てきました。

私が普段使わない言葉でこの映画を表現したいと思います。
「HOTでCOOLなイカした女」
という。
みや

みやの感想・評価

3.3
結構な血祭り。
ストーリーは微妙というか、恨む先が違うような…
刺されての叫び声が、サンシャイン池崎に思えてきた。
いち麦

いち麦の感想・評価

4.0
感傷的な出会いだが、因縁の深さに傷つけ合いながらも惹かれていく二人。中盤のバイオレンスを孕む展開やロキシーの大きな変容より寧ろエミール・ハーシュ演じるヴィンセントの危ういキャラや兄弟の背景に引かれた。劇伴も好み。
mmmm

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3.6
悪役の親玉があまりすごそうに思えなかった。なんで??肩幅が狭いから?笑
風景に光が差し込む映像が記憶に残るなー
お兄さんカップル良いね!
mpc

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3.6
アメリカの郊外か舞台の牧歌的なラブバイオレンス作品。

郊外の美しい景色の中ゆっくり進むラブストーリーからのフリーフォール
いきなり893映画に早変わりの変わり種

夕日に映えるレニー・クラヴィッツの娘とエミールハーシュが美しい
けろえ

けろえの感想・評価

3.4
なんだか予告と違って静かな映画だな〜、と思って観てたら途中で少し寝ちゃいました…。目をさましたらいきなりバイオレンスになっててびっくり。お話は単純かも。
ワイルドアットハートみたいなやつかなと思ったけど。。。


うーん。。。
冷静にあらすじ考えると、結局は自業自得な様な。。そりゃ上手くいかないわよ。って感想です。
とてもローカルなアメリカ映画という印象。1つの街の中で起こるドラマ・事件。マッチョな生き方の男とそんな男と折り合いながら生きて行く女性。いろんな意味でアメリカの価値観だなーと思いながら鑑賞。
 
事前情報なくて、ストーリーがどういった方向に進むのか分からなかったけど、最終的な着地点は納得。ヘビーだけどちゃんとカタルシスはあるし。
 
主演のゾーイ・クラヴィッツ、名前見てもしやとは思ったけど、レニー・クラヴィッツの娘さんなのね。へー。もう一人の主人公、エミール・ハーシュもカッコ良かったけど、もう少し活躍するシーンが欲しかったかな。作品全体としてその辺りが少し地味な印象。原題は『Vincent N Roxxy』と2人の名前なのに、邦題が一人になっちゃってるのもその辺りが原因かしら。オレは元の方が良いと思うけど。。。
 
あと内容と関係ないけど、新宿シネマカリテで観たんだけど、上映中ずっと袋をガサガサやりながら食べモノ食べてる爺さんがいて非常に不快だった。睨みつけたら後ろから席を蹴って来るし。映画中にわざと音を立てる人間たまに遭遇するけど何が楽しいんだろうか。
ヒロインのゾーイ・グラヴィッツが良い!
強さと脆さとお茶目さが同居した〝ロキシー〟という新ヒロインを等身大で演じていて好感。
原題は『 Vincent N Roxxy(ヴィンセントとロキシー)』だったのを、邦題では『ロキシー』にしてヒロイン映画としたのもよくわかる。
ロキシーがかっこいいし、悲しいんだもん。。

四コマ映画→ http://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=1861


ていうかゾーイ・グラヴィッツってもう売れっ子なのか。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』とか『マッドマックス 怒りのデス・ロード』出てんのね。

あとはヴィンセントの兄を演じたエモリー・コーエンも良かった。オスカー候補の『ブルックリン』の人。子犬系俳優の1人だと思うんですが、今回はヒゲ面のヤバい兄貴。こういう人が悪い役をやってくれると悲しみが追加されるので映画に奥行きが出ますね。

***

舞台は、アメリカの都市と穀倉地帯。世界情勢から切り捨てられてような土地で2人はひっそりと平和に暮らすことを望んでいるけど、連鎖する〝暴力〟からは逃れられない。

2人の育ちについて詳しい説明はされないけど、(特に後半の)行動を見ると「いろいろ背負って生きてきたんだね…」とわかってくる演出が上手い。

で、ラスト30分、ものすごいことになります。。
最近『二十日鼠と人間』を見返したんですが、ああいう衝撃が再び。。『アウ●レイジ 最●章』がちょっと物足りなかった方にはちょうどいいのでは。


***


「アメリカン・ニューシネマの進化形!」とのことですが、この埃っぽさと鉄分(銃、車、血液)の多さは確かにそう。

そもそも、ハッピーエンドばかりのキレイキレイな当時のハリウッド映画に対抗する形で「アメリカン・ニューシネマ」が生まれて、反体制の若者の心を捉えたわけですが。

こうやって新しい形で「アメリカン・ニューシネマ」が復活してきたってことは、世界から見捨てられて切り捨てられてきた人たちの怒りが爆発し始めてるんじゃないでしょうか。
都市部と地方での経済や政治思想の格差が広がっている今のアメリカの写し鏡のような映画なんだと思います。

四コマ映画→ http://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=1861