奇妙・奇怪、全てが妖術で出来た映画
何度も企画が頓挫し、ジョニーデップで映画化が叶わなかったと知った今作。
単にジョニーデップ好きだから観たかったと思いつつも、アダム・ドライヴァーが良すぎる笑
全てが奇妙で現実と非現実がごちゃごちゃした世界観。
どこが現実でどこまでが空想なのかすら分からない。
ラストがハッピーエンドかどうかも分からない。
鮮やかで不気味で、開いた口が塞がらないし眉間にシワが寄りまくり。
Dr.パルナサスの鏡で感じた妖しさは健在で最高。
正統派なファンタジーも面白いけど、遊ぶだけ遊んでぐちゃぐちゃにオモチャを散らかして次の遊びに耽る子供の脳内を具現化したみたいな映画も、ファンタジーの醍醐味だったりする。
とにかく終始自らひみつ道具を提供したが故にとんでもない大冒険の巻き添えを食らったドラえもんみたいな感覚で観てた。
私が何をしたって言うんだ…
