ジェームズ・ガンの才能ここにあり！って感じ．
とにかくどこをどう辿ろうとここがツボというのをわかってる感じがするし、
それが故にどんな脇道や脱線も乗りこなしていて観ていて安心感がある．
誰をどこでどう動かすか、
そもそも全員一匹狼ばっかりなのをより表現できてるのに何故か全体としてのバランスがよい．
呆気なく人は死ぬし、グロいし、別にカッコよくはないのに、とても面白い．
何より結論含めて、とてもいまっぽい．
「ここは最底辺に生きる者のための街」、これは、オタクや環境問題や格差も意図したメッセージなのか？とか思ってしまった．不思議と整合する．
何よりそれを宇宙人に対して言う時の「ここ」が意味するところとか考え出すと胸が熱くなる．
単純な利害ではなく、目的が求められていて、愛があるやつが勝つ．凄いなぁ．
あとダニエラ・メルキオールがかわいい．
