Ryan

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結のRyanのレビュー・感想・評価

3.5
DCがmarvelの罠にハマった作品

スーサイドスクワッド待望の続編
ハーレイクイーンに続き新キャラピースメーカーやナナウエなどの登場!

主演イドリスエルバ

監督ジェームズガン


全体的に見た時にDC感はどこいった!?
これはもはやmarvelだよ!?
そもそもmarvelの監督だからね!
エアー監督が一生懸命開拓したダークなトーンが一切なく好き放題やりたい放題。
みてる途中に別にDCじゃなくても良くない?となった。それもあってか興行収入は思ったより振るわず。
DCの迷走がひどい。marvelとはちがう路線で行くから被らない面白さがあったのに。ジョーカーや有名なDCキャラもおらずジェームズガンのやりたい放題映画に成り下がってしまった。
ジェームズガンとはあまり相性が良くないですが今作は面白かった。ガンらしいユーモアであったりアブノーマルな手法を取り入れどこか二流ぽさが抜けない感は昔から低予算映画が多かったからではなくガン自身の手法だったと言うわけだ。大金を手にした人が作った二流映画とはまさにこのこと。
しかし、ガン監督でも手に負えなかったのがハーレイクイーンという存在。
正直、手に余っていた印象。コントロールフリークとして有名なガン監督には歴史がありすぎるキャラだったかもしれないな。

marvelのジェームズガン切りは私はディズニーの策略だと思っています。
たしかに、10数年前のガン監督の差別ツイートは許されませんが多分、人柄や対策を扱うようになって変わっていった節はあるんじゃないかな?と。
ガンやmarvelに内緒でガン切りをしたらDCが釣れちゃっておかげでmarvel公開順が大幅に変更になったのだと思う。ガーディアンズオブギャラクシーなど。

DCはGMなどを刷新してmarvelみたくユニバース化できる人材を探していくらしい。
ロバートパティンソン版バットマンが面白かっただけにあの路線で是非行ってほしい。なんならノーランに帰ってきてほしい。
Ryan

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