様々な価値観の差異・対峙を短時間で体感できる映画。グローバルとローカル、生業と思想、未来と伝統。時間の流れともに論点も変わり歩み寄れない。摩擦のエネルギーが強いのに、清々しさを感じる。ダイバーシティ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
中立、そしてダイバーシティ(多様性)の共存という道の模索。
捕鯨の是否を巡り、
①長い歴史と固有の伝統文化。
いや、もう止めるべき野蛮な風習。
②生活の糧。では、幾ら払えば止めるのか。
③環境、生…
捕鯨問題を様々な視点から映した作品
和歌山の小さな町が世界的な逆風に翻弄されている様子が印象的
ローカル文化とvsグローバリズム
地元での対立や世界的な反対運動報道されない場でも続いてたってのが…
イルカ追い込み漁を批判した映画「the cove」に対抗するわけでなく、反対派の外国人、地元の漁師、話し合いを提案する政治団体などの主張や想いを語っている。
解決の糸口が見えない問題はどう処理すべ…
監督は映像関係でのキャリアが長く、映画も三作目とのこと。しかし、今回上映している映像を観て、愕然とした。冒頭シーンでは不自然なデジタル斑、カメラが切り替わる毎に画質の違い。それが美しい景観ではナント…
>>続きを読む☆☆☆★★★
ドキュメンタリー作品を製作するにあたって1番大切な事が有ると思っている。
それはドキュメンタリーとして対象になる人・場所・文化等は極力客観的に捉える…と言う事。
そこに主張…
捕鯨する日本を否定的に見るのではなく、かといって欧米の視点から写す事はなく、まさに2つの視点から2つの真実を映し出している。
日本は古くからの伝統を守ることを理由の1つとし、欧米は時代に合わせて変…
“ザ・コーヴ”は勿論、“ビハインド・ザ・コーヴ”とも違う、建設的姿勢。新しい動向も。イルカ追い込み漁…本当に止めさせたいなら活動家らの取るべき姿勢、続けるなら太地町の為すべき策は?共に考えさせられ…
>>続きを読む物事を公平にフラットに捉えるという、シンプルで、しかしとても難しいことにチャレンジした勇敢な作品。そしてそれがとてもうまく表現されていて、大学の読み取りテクストで使えそう。
(私自身、クジラとイル…
© 「おクジラさま」プロジェクトチーム