【敬礼】
泣いた😭
感情移入できるように伏線を含め丁寧に作り込まれていて、これまでのとりあえず爆発させておけばおけ！的なマイケルベイとは一線を画す出来というところか。
監督はストップモーションアニメで高評価を得た『KUBO』のトラヴィス・ナイト。
世界線が違う設定かもしれないが、それでも出来る限り辻褄を合わせようとした感は見て取れる。
1987年という80年代の舞台設定も良い。
父を突然失い、家族にも理解されず、何事もうまく行かない主人公と、記憶を消されたバンブルビーとの出会い。
彼女の更生の物語でもあり、成長の物語でもある。
ところどころ活かしきれていないキャラクターも散見されるところではあるが、今作はチャーリーとバンブルビーの熱い友情の話であり、それだけで足りると思う。
余計なキャラは2人の間には不要なのだ。
清々しい気持ちで涙を流せる良作。
2019.3.21
