日本原産SFロボット映画｢トランスフォーマー｣シリーズのスピンオフ作品にして､シリーズ本編よりもお話の出来が良い作品。
｢トランスフォーマー｣シリーズの1～3作目の主人公の友達兼ボディーガードだったバンブルビーという変形するロボットが1980年代に地球にやって来た時のお話です。
本作の主人公は父親を亡くして毎日を寂しい思いで過ごす少女であるチャーリー。
愉しみは父親の遺したクラシックカーの再生。
そのためにジャンクパーツを扱う工場でせっせと部品を集めているのですが､18歳の誕生日に埃をかぶって野晒しにされたままの黄色いワーゲン･ビートルに出会います。
工場主から誕生日プレゼントでそのビートルを貰ったチャーリーは早速､家のガレージに乗って帰ったのですが…
いやぁ､今まで｢トランスフォーマー｣シリーズはSFロボットアクション映画の皮を被ったコメディだったのに､本作はちゃんと人間ドラマがしっかりとした青春映画になっていてビックリ‼😲
勿論コメディ的な演出もあるんですが､それは微笑ましいものに感じましたし､チャーリーの心情や機微もきちんと描いておりました。
これは監督がシリーズ本編のマイケル･ベイではなく､本作では｢KUBO/クボ 二本の弦の秘密｣のトラヴィス･ナイトに任せたことが成功していると思います。
まあ､ベイじゃなければ誰がやっても分かりやすいものになる…ってか?(笑)
さて､主人公のチャーリーを演じるのは｢トゥルー･グリット｣でスクリーンデビューしていきなりアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた天才少女のヘイリー･スタインフェルド。
｢トゥルー･グリット｣では≪マスタング≫に乗っていたヘイリーちゃんが本作ではワーゲン･ビートルに乗っているわけですが､それにしても表情が豊かで素晴らしい演技‼!👍
さらにエンディング曲まで歌っていて多才なヘイリーちゃん‼
今後も楽しみな女優さんです🎵
あとは軍人さんの役でジョン･シナが出ていて､元プロレスラーですが演技が上手くなったなぁ～ww😉
いつかロック様と共演してほしいものです🎵
とにかく青春してます。
劇中のテレビ画面に｢ブレックファスト･クラブ｣が2回も映るし…ww😆
あと､80年代のロック&ポップスがたくさん流れるのも懐かしくて私的に嬉しかった～🎵😃
勿論､VFXアクションもカッチョいいですよ～‼!
バンブルビーもロボットなのに表情が豊かだし､ブレックファスト･クラブ･ガッツポーズも最高‼ww😆
｢トランスフォーマー｣シリーズは今後も作られていくのかどうか分かりませんが､もうマイケル･ベイはプロデュースに専念して､監督は他の人にやってもらうほうが良いということを証明した本作は､胸を張ってお勧め出来る青春SFロボット映画でした🎵👍
