ヘイリー・スタインフェルド大好きなので見に来たんやけど、話もよかった。後半は例によってサイバトロン同士の派手なアクションシーンになるけど、前半のチャーリーのキャラや環境などをしっかり描いてるとこよかったな。あんまり裕福じゃなくて皆が遊んでいる時にバイトしなけりゃいけなくて家族とも上手くいってない。でも家族は別に嫌なやつじゃなくて。なんかもうこういう家庭世の中たくさんあるわな。そしてチャーリーみたいな女の子もたくさんいるんだと思う。近所に住んでて友達になるメモとのさっぱりした関係もいい。これからもっと親しくなるんだろうけど、そこは話のキモじゃないし、チャーリーはこれから成長していくんだよな。サイバトロンたちの表情の豊かさもよかった。バンブルビーはもちろん(ラジオに流れる歌を台詞がわりに使うってアイデア最高だな)、敵側(名称覚えられない)コンビもけっこうお茶目だったよな。これ1980年代終盤が舞台だけど、彼らが衛星と電話回線使ってやってたことって要はインターネットでは？ 彼らに攻撃された人間が巨大な水の塊になって消えちゃうのもけっこう好き。軍人はちょっとワンパターンかな。軍の追跡からチャーリーを逃がすためにロンが交差点でアクロバット運転してマイアミバイスだとかいうのもよかった。ロンはチャーリーにとっては継父でチャーリーの父にはなれないけど彼にとってチャーリーは大事な娘なのだなあ。そういう、人の気持ちの部分をなんとなく見てましたね。そんでもって最後にカマロになったバンブルビーがトレーラーのオプティマスプライムをちゃんと見つけて寄り添って走ってるのよかったなあ。
