クモ怪人

バンブルビーのクモ怪人のレビュー・感想・評価

バンブルビー(2018年製作の映画)
3.6
全米では廃車置き場で黄色のビートルを探す人、急増中!→ウソ!

正式名称『B-127』、愛嬌のある顔をしている。ロボットなのに目に生気が宿っている。仕草などは可愛い子犬のようだ。でも、抱きしめてもモフモフ感はない。硬い鉄の塊だ。

ロボット同士の戦いだから血がプシャーすることはない。グロくもないからスカッと爽やかに観れそうだ。でも、痛そうだ。金属的な響きがする肉弾戦に心が痛む。

80年代を舞台にした『トランスフォーマー』シリーズの原点に当たる作品。シンプルでいい。心に傷を抱えた女子とバンブルビーとの心温まるやりとりにホッコリさせられる。80sのサウンドにもニヤリとさせられる。

ヘイリー・スタインフェルドが思春期女子の心の傷とロボットへの愛情、苦い青春の香りを見せる。吹き替えは土屋太鳳ちゃんだ。気づかんぜっ、バッキャローッ!
クモ怪人

クモ怪人