わんこ

バンブルビーのわんこのネタバレレビュー・内容・結末

バンブルビー(2018年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

これは劇場で観てた方が良かったかなと少し後悔。

ヘイリー・スタインフェルド演じる少女チャーリーがバンブルビーと出会って絆を深め、成長していくストーリー……でいいのかな。実際はそこにサイバトロンからオートボットが地球にやってきた経緯などがあったりする。
マイケル・ベイの映画シリーズと比べると、ストーリーは圧倒的に良くなったと思う。と言っても元のシリーズのストーリーとか全く覚えてないけど。
父を失ってからずっと後ろ向きに生きていたチャーリーが成長するストーリーが良い。

映画で度々映る写真から、チャーリーにとってバンブルビーが生前の父と同じくらい大切な存在(もしくは心の支え?)になっていることが分かる。
そんなバンブルビーを助けるために辞めていた高飛び込みをやったり。
前を向いてる家族が父を忘れて生きてるように見えていたチャーリーだから、前を向くことは決して過去を忘れるというだけじゃないわけで。バンブルビーがお別れする際のラジオで「僕のことを忘れないで」と伝えるのも良かった。

映像面だとロボットたちのデザインがよりオモチャっぽくなってたのが面白いね。元々オモチャの販促映画だし。
それもあってバンブルビーの愛くるしさがたまらない。台詞のない仕草も臆病な小動物みたいで可愛かった。
ロボットアクションはSF感を残しつつも規模が小さくなってかなり人間的でスピーディーになった印象。その感じはすごい好きだった。それにあまりガチャガチャしてないから見やすいと思う。
わんこ

わんこ