えるる

Noise ノイズのえるるのネタバレレビュー・内容・結末

Noise ノイズ(2018年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

不完全燃焼な感じで終わるので最終回を見逃したような気持ち。ストーリー自体は嫌いではないです。

秋葉原の事件の被害者の娘や男狂いの母親に借金を押し付けられた真面目な息子、娘との不仲から娘に似た地下アイドルを応援する父と反抗する娘、地下アイドル事務所の社長などで少しずつ交差するストーリーになっているが、あの実在事件を絡める必要性はないと思う。JK時代、渋谷にああいう怪しいスカウトの人めちゃめちゃいたなと思い出した。
事件を絡める事で地下アイドルなど秋葉カルチャーを用いて作られているが内容的にはこれは秋葉原じゃなくても歌舞伎町や池袋、渋谷、地方都市などでも同じ事が人が知らないところで起こりうる可能性のある話でした。
最後に被害者の娘と親の借金の真面目な息子が出会うシーンがありますがあれを見て思いとどまるのか、同じような事件を起こすのか、最初からハッタリのみなのか。

小橋君が出演していた事に少し驚きました。まだ芸能活動されてたんだ。役的には情けない役ですが大人になってカッコいい中年になられてて少し嬉しい気持ちになりました。
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