このレビューはネタバレを含みます
懐かしの面々が出てきて、小ネタも満載で、日本好きも相変わらずで、とても嬉しかった。その反面、世界の分断による難民への厳しさも描写されていた。
たぶん実際の難民の方々はもっともっと辛い思いをしていると思うが、
劇中で起こる様々な不条理の中でじわじわと感じる痛みに、自分の小ささと世の中に起こっている事実を実感して、どうしようもなく感じた。
ファンタジーなのに感情がすごくリアルなのはいつも通りで、心地良いし、胸も暖かくなるんだけど、今回は今まで以上に現実を突きつけられる。
ラストシーンで『希望のかなた』というタイトルの意味が刺さった。