ako

希望のかなたのakoのネタバレレビュー・内容・結末

希望のかなた(2017年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

去年の見納め映画は「希望のかなた」だったのですが、本当に素敵な映画でした。
私、カウリスマキ監督作品は、女性のルックスがタイプじゃない、という理由だけで、3本くらいしか観てなかった上に、同じ理由で、なんとなくハマれない感じがあったのですが、そんな自分が恥ずかしくなるような素晴らしい作品でした。

世の中には厳しい現実があって、人間みんな孤独で、大変なこともあるけれど、人を助ける優しさはささやかなのに鮮やかで、音楽の流れる景色は本当に美しかったです。

年末に観て、年始に思い出して、やっぱりこれって、私の場合はですが、神様やお天道様に恥ずかしくないためとかではなく、自分のために、絶望と戦うために、人の心を忘れないでいたいのかもしれないなあ、と、思いました。
ako

ako