希望のかなたのmotoのレビュー・感想・評価

最初のシーンからこの映画の余韻が漂ってくる。まるで過去の余韻のような。

物語は一人の異邦人を通して今の世界を深みのある視点で描写している。目には見えないものの、そこにはハッキリとした国境という壁が立ちはだかる。あるいはすれ違う人の心が壁を作っていく。

そんな壁も、微かな希望という光を見いだすことによって乗り越えられるのかもしれない。

希望を信じることが、いつの時代も人々の救いの道なのかもしれない。