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希望のかなたのmakoのレビュー・感想・評価

希望のかなた(2017年製作の映画)
3.9
《2018#56》

フィンランドの映画です。 
シリアの内戦により家と家族をなくしたカーリド。 
だが妹は難を逃れて生きていた。一緒にシリアから抜け出そうとしたが途中で妹と生き別れてしまう。 
妹を探しながら国を転々としてフィンランドへ辿り着いたカーリド。 
フィンランドは、いい人々といい国だと聞いたカーリドは難民申請をしてここで妹を探そうとしたが無情にも却下される。 
やはり難民を受け入れるのは難しいんだなと思った。受け入れるにも難民はカーリドだけではなく押し寄せてきているんだろう。かと言って全員は受け入れられない。 
難民反対派もいて差別や暴力を受ける。いい人々ばかりではないが、カーリドに優しくしてくれる人々もいる。 
それが救いだった。 

カーリドを助け、雇ってくれるレストランのオーナーが見た目と違って優しいのには驚いた。 
色々と面倒をみてくれる。 
レストランの従業員も優しいが個性的なメンバーでおかしかった。 
お店の売上は下降気味で再起を図るために何か良いアイディアはないかと考えて、寿司に目をつけ、寿司の本を買い込み見よう見まねで寿司を作る様が面白すぎた。 

派手さはなく、重い雰囲気もあるが笑い所があるので、そんなに暗くならずに観れた。 特にレストランのオーナーと知り合ってからは笑える箇所が多かった。 

あるものを運んできてくれた人にオーナーが謝礼を払おうとするとその人が言った言葉が素敵だった。 

あまり笑わないカーリドが、ラスト柔らかそうな表情を浮かべていたのが、なんだか希望が見えたようで良かった。 

日本では難民は身近に感じる事はないけど、考えさせられる映画でした。 

主人公のカーリドを演じた俳優がちょっと山田孝之に似ているなと思った。
でも山田孝之の方が顔が濃い笑