希望のかなたの作品情報・感想・評価

「希望のかなた」に投稿された感想・評価

miwan

miwanの感想・評価

4.0
難民というシリアスな題材でありながら、人間の日常の出来事をユーモアと優しさでふわっと包んで描いている。

「難民の生活」がそもそも非日常だけど、彼らにとっては紛れもなく日常生活である。そして難民を受け入れる側も然り。
命を賭けた脱出も、犯罪者扱いのような手続きも、難民に対する差別や迫害も何気ない日常生活のように描かれている。そして、難民同士の助け合い、受け入れる者の優しさと危機感、何より難民自身の危機感、、、
それら全てがユーモアを交えた日常生活として描かれていることが、ワタシたちのような難民問題の対岸にいる者にとっては、かえって心に重く響く。

それでも、クスクス笑いながら穏やかに鑑賞できたのは、陰謀や裏切りが無く、根本が人間のおかしさと優しさを描いているからだと思う。

追記:たびたび登場するエレキギターを弾きながら歌うおじさんがカッコいい。左利きギターのおじさんもいて、レストランに飾られているジミヘンを思わせる。そしてジミヘンには「I don‘t live today」という代表曲があるのも感慨深い。
fuu

fuuの感想・評価

4.0
方向性が一貫しないレストランの人物の面々、表情が乏しく無機質なのに行動は優しくてほっこりしちゃう。取り扱うテーマは重くとも、独特な間やユーモア、色使い、構図が好みだったので難民問題を抱える現代社会についてもっと知るべきだな、という感情も芽生えつつ、深刻な気持ちになりすぎずサラッと観れた。海外の人にありがちな日本のイメージが寿司のシーンに集約されててクスっとした。今となってはもう稀有に等しい人情による人間賛歌を咲かせたいなと思わせてくれたし、ちょっと背筋がピシャッとした。
芸術的側面と社会的側面がカウリスマキのセンスを持って絶妙な具合に融合された素晴らしい映画でした。
シリアからフィンランドに密航して難民申請し妹を探す男とレストランのオーナーになった男のお話

「賢い犬だ、アラビア語を教えたら改宗した、仏教より面白そうだって」
ゆん

ゆんの感想・評価

-
無表情 間 音楽 最後のタバコと微笑み
観て良かった
erimugi

erimugiの感想・評価

3.9
初めてのフィンランド映画。すごく独特の雰囲気。絶妙なフィンランドジョーク。突然、寿司屋を始めるところで爆笑。でも笑ってる人が全然いない映画。音楽が渋い。平和なイメージのフィンランドの闇を知る。
え

えの感想・評価

-
パタパタと事が起きる
演奏シーン全部良い
優しさ について、未だわからず
もん

もんの感想・評価

3.9

【難民の青年が希望の地で見た厳しい現実】

内戦が激化するシリアから逃れ、北欧フィンランドに辿り着いた青年カーリドと、彼を雇い入れるレストランオーナーのヴィクストロム。
彼等の触れ合いを通じて、今、世界で社会問題となっている難民問題を見つめ直す。


巨匠アキ・カウリスマキ監督の『ル・アーヴルの靴みがき』に続く難民三部作の第2作。
とても有名な監督ですが、実はこの作品が初見です。
お洒落な色使いと、シュールな絵で笑いを生み出すセンスは天才的!
キャストの使い方もいいですね、登場人物がみんな無表情で感情が読めない分、シリアスなシーンでも面白いシーンでも存在感を放っていました。


そして何より、作品に込められたメッセージ性。
希望を胸にフィンランドにやってきたカーリドが、難民申請を断られたり、ネオナチに酷い仕打ちを受けたり…胸が痛くなる場面も多々です。
だけどそんなカーリドを放っておけないぶっきらぼうなレストランの従業員達に、一人の人間としての正しい在り方を教えられた気がしました。
たとえ国としてできることがなくても、人としてできることはきっとある。
あのレストランの中にこそ、青年の希望があったのだと思います。
ロック

ロックの感想・評価

5.0
仏頂面で親切な人々。
Seba

Sebaの感想・評価

-
喋ってくれ
Hana

Hanaの感想・評価

3.0
淡々と進む中でのレストランシーン。
中国と日本がごちゃごちゃで完全におかしな事になってる 笑
あの寿司を完食できる人はいるのか?

事あるごとにやってくるライブシーンがなんかだんだん面白くなってくる 笑
笑かそうとしてるのかなんなのか…
なんなんだ!この映画! 笑
>|