希望のかなたの作品情報・感想・評価 - 105ページ目

「希望のかなた」に投稿された感想・評価

yk

ykの感想・評価

3.7
中盤からぐんぐん面白くなっていったし、音楽の使い方とか初めて見る感じで魅力的 あと犬の可愛さが異常🐶

主人公が山田孝之にしか見えなくて集中力持ってかれた 本当に困った
1号

1号の感想・評価

4.0
こうゆうの観ると映画というものがさらに好きになる。どうしてこんなのつくれるんだろう。
素敵ポイントはたくさんあるけど、人物は魅力的だし、シュールなタッチと全体を包むやさしさとが同居してる感じがたまらない。そしてかわいすぎるワンちゃんが反則。
jusuichan

jusuichanの感想・評価

4.1
2017年最後の映画にしたいが、あと数本雑な映画を見るのでしょうね
contra

contraの感想・評価

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アキ・カウリスマキ作品はずいぶんひさしぶり。

登場人物たちの表情のなさが、中東のムスリムの自制(特に主人公の妹)とオーバーラップする。
それでも主人公カーリドは、ソフィスティケートされた好ましさが滲みでてて、異質さはほとんど感じられなかった。
(ちなみにアレッポの町のエンジニアにも見えない。)

彼が夜のシェルターでサズを演奏するシーンがすばらしい。

リアリティを追求する作品ではまったくなく、現代の北欧の寓話。インド料理店で食卓にワインが供されるシーンなどは、人物と道具立ての不調和がなんともいえない。

主役のインタビュー
http://quotationmagazine.jp/column/post-18220

「たまたまアキと僕が音楽について話していて、ふと楽器を弾くかと聞かれたんです。それで子供の頃からシリアの伝統楽器サズを弾いていたと答えました。その瞬間アキの目がパッと閃き、早速シーンの中に書き加えていました。」

演奏した曲について、「北の田舎の街の、埃っぽくてのない夏の夜を思い浮かべて作曲しました」といっているけど、「埃っぽくて月のない夜」かなぁ?
SU

SUの感想・評価

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寝不足のため、2つのストーリーが交わる前に睡魔に襲われてしまった。テンポはゆっくりでしっかり描きすぎてるところはあるものの決して嫌いではない独特な演出。
音楽の使い方も見事。いつかしっかり見返したときに再評価したい。
見て見ないふり。
知らんぷり。
無かったことに。

人間が一番得意なこと。
ある種の防衛本能。
自分が傷つきたくないから、知ってることを知らないことにする。

そんな残酷なことを、暖かく、それでいて乾いたトーンで描くカウリスマキは恐ろしい。

この映画で繰り返されるドアの開け閉めの音。
私にはどこからか聞こえてくる銃声に思えた。
日常的に世間に鳴り響いている銃声を、聞かなかったことにしてはいないか。

「このユダヤ野郎が!」
このセリフを聞いた時ゾッとした。
こんなにも無知なクソ野郎が偉そうな顔してる社会。
一刻も早くこんな社会は終わりにしなければならないと思う。

私たちは分かり合えるはずだ。
とかそんな月並みな寒いセリフをこのレビューで言いたいわけではない。

なんかいいやつだったら、家に泊めてやればいいし、その国に住ませてやればいいだろうと思う。
謎の上から目線で、難民の人を助けてあげようとか言うことほど気持ち悪いことはない。
それこそ、ネオナチのやつらの優生思想に通じる考え方だと思う。

正義とか、正しさとかそういうことを抜きにして、政治とか経済とかそういうことを抜きにして、マイノリティな人たちが草の根で連帯していくことこそ大切なんだ。
mononcle

mononcleの感想・評価

3.8
無愛想な体裁が魅力のカウリスマキの作品が、前作から軟化している。《ル・アーブルの靴磨き》での変化にいたって失望したものだが、今作での変調ぶりは、馴染んできたのかこちらが慣れたのか、前作ほどは気にならなくなった。だが、社会性の取り込みとドラマ性を帯び、登場人物の表情には、微かな笑みがみられる。この見やすさは、勝手ながらすこし淋しいような気がする。カウリスマキには、美女がすり寄ろうが、優しい手が差し伸べられようが、過酷な現実に見舞われようが、仏頂面して独自の作風を貫いてほしいのである。
morita

moritaの感想・評価

3.5
カウリスマキって、こんな自由で軽やかだったのか!? とびっくり。

『ル・アーヴルの靴みがき』はちょっと重い印象があったんだけど、本作はストーリーラインもしっかりしてるし、普通に観やすい。

でも、その世界観や画自体はカウリスマキ映画としか言いようのないオリジナリティがあって、ほんと痛快作。

『希望のかなた』という邦題も言い得て妙だな、と思いました。
多摩川

多摩川の感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

本監督の作品はテンミニッツ・オールダー収録の短編しか観たことがなかった。そのときも何となく、最低限の会話と表情ですべてを語ろうとする監督、というイメージだったけど本作でもそんな感じで、硬派。動きのある映画に慣れた体にとって前半は少し退屈に思えてしまったけど、移送の日に管理人と共謀?し、窓をぶち破って警察の手から逃走するカットあたりから少しずつエンジンがかかっていって目が離せなかった。まだ彼らにとって希望は文字通り彼方にあるものかもしれないけど、少なくとも今の環境は地獄ではないように描かれていてよかった。

ラストシーン、冒頭とは異なり綻んだ表情で横たわる山田孝之の姿に安堵した。
十月

十月の感想・評価

4.8
小津のような洗練されたカットが
どれもよくて眼福

出てくるアーティストがどんな人生歩んだらこんなかんじになるんだろうってくらい味のある人ばかりで曲も渋い。

ぶっきらぼうで無表情だけどみんな優しい。
この時代に35mmで映画を観れる幸せ