あぁ、カウリスマキ監督節だよなぁとしみじみ見入り・・・あのとんでもないスシの様に、ワサビに涙しながらもニヤリしちまった様な余韻。
本作は、前作よりも大胆にシリア難民を描き、かなりの政治風刺もぶっ込…
台風引きこもり第1弾。アキカウリスマキの青壁にまた会えた。アキカウリスマキを見た後はいつも同じ感情になる気がする。表す言葉が出てこなくて、きっと自分の知らない言葉の感情のうちのひとつなんだろうけど、…
>>続きを読む産まれた場所が悪いのか・・絶望にも仕込む光。
人を苦しめるも、救うもやはり人。
悲劇を喜劇に。
少し違うが、イオセリアーニや、ロイアンダーソンを思い出す。
淡々としたリズムに、絶望的な話しをも皮肉り…
この監督の独特な世界観、よかったな〜。
難民問題や差別といった重いテーマだけど、終始静かに話は進む。
たまにユーモアが交じり、クスッと笑えたり、無表情で一見冷たそうな人たちだけど実は優しく助けてく…
『希望のかなた』フィンランドを代表する監督アキ・カウリスマキの新作はベルリン国際映画祭の銀熊賞受賞作。そしてもったいない引退作。
偉大な監督の引退は寂しいものです。
「ル・アーヴルの靴みがき」に続き…
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