「希望のかなた」
原題「Toivon tuolla puolen」
2017/12/2 公開 フィンランド作品2018-152
カウリスマキ作品、熱烈なファンの方も多いですね。いつも社会の隅にいる…
会話も感情表現も少なくて、無愛想にも見える登場人物だけど、みんなでカーリドを不器用に助ける姿は見ていて心があたたかくなった。
レストランで働く人々と、ネオナチグループの対比が印象的だった。不景気で…
影からの光、少ない言葉数、必要以上はない表情。
まさに私が好きなフィンランドそのものを上手く切り取ってるのはカウリスマキ監督ならでは。
テーマは重く考えさせられるものだが、要所要所で挟んでくる「ク…
難民問題とか、貧困とか差別とか、本当はすごくしんどいことが起きてるはずなのに、作品に漂う暖かい雰囲気のせいでうまく吐き出せない。だからわさびをスプーンいっぱいに盛ったニギリを頬張る、そしたらようやく…
>>続きを読む© SPUTNIK OY, 2017