希望のかなたの作品情報・感想・評価 - 4ページ目

「希望のかなた」に投稿された感想・評価

不寛容についての二本立て、第一本。冷たくない黙説法、好き。こういう映画もっとたくさんあったらいいのに。いろんなもんがやたらレトロ感あるけどヘルシンキってほんとにこんななんか。サントラが抜群に素晴らしい。
やっと…やっと拝見致しましたカウリスマキ様。。。

冒頭の中年男が家を出て行くシーンを観ただけで、もうこの映画が傑作であることがわかる。往年のカウリスマキが未だ健在であることを伺わせてくれる素晴らしいシーンだ。
そして中年男の車が難民男を轢きそうになるシーン。このシーンがなくても物語は成立するのだが、このシーンがあるからこそ物語がより一層輝きを増す。運命というものがあることを私たちは目撃してしまう。
終わり方も秀逸。カウリスマキ節全開の希望に満ち溢れたシーン。
多くを語らないからこそ、よりたくさんのことを語っているカウリスマキ映画。

"The Other side of Hope"
目の前に写る対岸に私たちは何を見ることができるだろう?この映画がそれを教えてくれる。。。

とにかく素晴らしい!
カウリスマキ万歳!!!!
sato

satoの感想・評価

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記録
DVD 字幕

久々の映画鑑賞。
そして、かなり謎な映画だった。
寿司の件はかなりおもしろかった。
ゆっこ

ゆっこの感想・評価

3.8
フィンランドのあるレストランのゆるゆる加減と合間に入るバンドの音楽。
テーマはシリア難民問題と重いテーマなのにほっこりドラマ。
hh

hhの感想・評価

3.7
名画座にて。これが難民の現実なのか。この監督の作品を初めて観たけれど、最低限の感情表現ゆえに、他意のない優しさや思いやりが感じられて暖かかった。
ミハ

ミハの感想・評価

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あまり変わらない登場人物の表情がよかった。やっと再会してもお互いすごく笑ったりしないし、時にこちらをくすっと笑わせてくれるレストランの店員たちも終始ムスッとしたままだ。
だけどそこには気遣いと優しさ、確かに動いた感情があって、それがこちらの心をなんだか解きほぐしてくれる。

主人公のひとずっと真面目なほうの山田孝之に見えた。。
ヨーロッパにおける
難民受け入れ問題の厳しい現実
(どこの国にも居るネオナチのような 排他主義者たち)

けれど
大らかに目の前の人間を助けようとする人たちも確かに居て
彼らは弱者を当然のように受け入れ
生活のリズムの一部のように
力を合わせて お互いを助け
犬さえも躊躇なく拾ってくる
(飲食店なのに😅)

近所の警察署でサクサクと行われる『難民申請』の手続きや
荷物に紛れて入国してくる
ゆるさ や
日常の一部になっていることに驚く
(「素敵な荷物を運べたのだから金は要らないよ」…って
そんな貴方がステキ過ぎる)

そして多分
カウリスマキ監督の独自のテンポと間合い
登場人物が皆んな無表情で
誰一人として笑顔も泣顔も無いのに
観ているこちらは笑わせられたり
泣かされたり
(ワサビのてんこ盛りと
レストランのジミヘンのポスターには 結構 笑わせられる)

「希望」とは
隣の誰かに当たり前のように
その手を差し伸べられること

* 10/7 DVD鑑賞
オチとかないけど、シュールに笑えるところがあって良かった。イスラムは家族すごい大切にするのかとしみじみ。わんちゃん鬼カワ
登場人物たちの他意のない優しさが、いやらしさなく描かれていてよかった。犬のくだりとインペリアル寿司が最高
一方でこの問題はどうしたら解決できるのか。
タバコをふかしながら彼岸を眺めるラストショットがマジですごい