希望のかなたの作品情報・感想・評価 - 5ページ目

希望のかなた2017年製作の映画)

Toivon tuolla puolen/The Other Side of Hope

上映日:2017年12月02日

製作国:

上映時間:98分

あらすじ

「希望のかなた」に投稿された感想・評価

ぱぷり

ぱぷりの感想・評価

3.6
画でバレる独特の個性のアキ・カウリスマキ監督。いつの時代背景?いつ作ったの?的な古ぼけ感。そして製作も時代も現代と知って更に驚くパターン。
所謂北欧のスタイリッシュモダンと対極のダサ可愛いレトロモダンや、燻んだ色合いや、計算された構図がなんとも言えない味感を漂わせます。
意識した光と影の効果も何気に素敵。部分的なこだわりが随所に強く見られますね。

今作にはギターおやぢ達が電気だったりアナログだったり色々演奏しますが、中々聴かせてくれます。音楽は星5つ⭐️

舞台となるレストランには凡そ不似合いなジミヘンのポスター。何?どんなテイストのレストラン?タバコの煙が画面観てるだけで咳込みそうなほど。しかもシェフがタバコ吸いながら調理してるし、、、
絶対行きたくないレストランだけど当人達は至ってマジメw
どこか確実に間違ってるw

好き放題やりたい放題のカウリスマキは監督冥利に尽きますねえ。
前作に続いて難民問題を描いてますが、ボケが強すぎてタバコラブが強すぎて
重いテーマがボケるという、、、
そしてそれも味w
中毒性のある監督です。
Yusuke

Yusukeの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

この作品の最後のシーンは他の作品では重要でしっかりと語られそうな場面ではあるが、本作では何も語られない。ダウンバイローの脱獄シーン然り、重要であるはずのシーンの省略、大胆なカットというものは思考の放棄にも一見見えるが、この作品たちからはユーモアが感じられる。同じ重要なシーンであるのにもかかわらず、全く異なった感じ方をさせる要素は何だろう?よくわからない…
とまと

とまとの感想・評価

3.7
凄く感動したとかじゃないけど多分この先ずっと記憶に残っていそうな映画でした。

フィンランドが舞台だけど何故か何となく昭和を感じました。生まれてないからはっきりとは分からないけど昭和のドラマ再放送で見てる感覚。
最初の15分くらいどうしても眠くなって3回くらい挫折して見直しました。
途中からは凄く引き込ました。

最初は静かで洗練されたオシャレ映画かと思って見始めたんですけど全く違って、静かなんだけどもっと荒削りで暖かい映画でした。けどやるせなさもある不思議な感覚。

日本食レストランのくだりは笑えました。
s

sの感想・評価

5.0
傑作。これだけのテーマを扱いながらも、無表情な人々によって淡々と進む日常にはささやかなユーモアと優しさがある。寿司屋への改装という余白、遊び含めて完璧だと思う。
柴猫

柴猫の感想・評価

3.8
内戦から逃れた兄妹が離れ離れとなり、その兄はフィンランドへと辿りつく。経済や治安の悪化から移民政策が見直される中、難民申請は難航し暴力や差別に直面しながらもあるレストランのオーナーと出会う。
こう書くとシリアスだけど、監督はカウリスマキで独特のテンポとユーモアで描かれる。この監督は不条理の中に希望を見いだすのが本当に上手くて、しかもそれらが日常の延長線上にあるんですよね。この希望は非常に不安定で時に消えかけるんだけど、些細で時に奇妙な親切が積み重なって、悪すらも陳腐に映るほどの強さを見せる。
本作では「暗い顔をしてると狙われる、明るく振る舞うことで身を守れる」みたいなやりとりがあるんだけど、この監督にとってユーモアや笑いは不条理や悪と対するために必要不可欠なものなんだろうな。少し悲しく切なかったけど、至る所に光や優しさが満ちてた。なによりカリウスマキが描く日本文化や犬に笑ってしまう。
パール

パールの感想・評価

3.6
ル・アーブルの靴みがきが凄く良かったのでこちらも鑑賞。

主人公のカーリードがはシリアの内戦から命からがら逃げてきて難民申請を出す。
難民を受け入れて財政的に厳しいフィンランドの実情。ここでも差別や暴力は存在する。

重たいテーマなのに、ユーモアや音楽が散りばめられ、そして必ず彼を助ける優しい人達に救われる。

寿司のシーン笑ってしまった。

ニュースやテレビ知り得ない難民の問題を、難民になってしまった人達の思いをアキ・カウリスマキの映画で学んでる気がする。
john2

john2の感想・評価

-
日本料理のお店に変身するシーンたのしい。
人情だよ。あったけぇよ。
有酸素

有酸素の感想・評価

3.8
たいへんだったシーンを画面に出さずにキャラクターの困難を描く手腕がすごい。
好き勝手やってるようだけど寄り合って生きてるようなレストランの従業員たちの無表情が暖かい。
最後の爽やかさが切なかった。
BON

BONの感想・評価

4.4
一切感情を高ぶらせないポーカーフェイスなのに感情豊かな映画で良すぎた
難民問題だから堅い話だと思っていたけどユーモアありつつオフビートで穏やかで色味が深くて綺麗で完全にファンになった
レストランを寿司店に変えようと試みたのは笑った
ワサビ多すぎだ
きもち

きもちの感想・評価

3.9
この国の人たちの、ニコリとも一切しないけどドチャクソ優しいのは、そういう国民性…?ラストの犬が、彼の救いの具現でありますように