面白い映画とは言えないが、なんだか好きなテイストの映画だった。
シリアの内戦や難民が受ける障壁といったテーマを扱いながらも、全然シリアスではなく、落ち着いて見れる。
表情やセリフも無駄を省き、かなり…
取り扱ってるテーマは重いけど、絶妙なシュール感が邦画を思い出させる。
と、思ってたらわさびてんこ盛りの寿司出てきて笑った。
ラストシーンのあの音楽の犬と笑顔がなんともグッドでした。
アキ・カウリ…
この監督の映画の世界観をイメージしたカフェにいってきて、雰囲気が好きだったので、映画が気になってみてみた。青と白がいいなぁ、北欧って感じ、すき。この低音度感と音楽がいい、重いテーマをさらっと。よかっ…
>>続きを読む引退作らしいけど恥ずかしながら氏の作品を初めてみた。え?と思うくらいのテンションの低さで始まった物語が少しずつ、だが確実に熱を帯びていってクライマックスに向かうのが素晴らしかった。オフビートな笑いも…
>>続きを読むアキ・カウリスマキ監督、お初です。
フィンランドのお生まれ。
とても変わったテイストの作品。
台詞は少なく、誰もニコリとも笑わない。
音楽は流れない。
でも、時折ストリートミュージシャンやバンド…
出てくる人々がみんな素敵な心ある人ばかり、ユーモアもあり、様々な音楽が挟まるのも心地良い。
難民、内戦を扱う辛い話なのに、ふんわり柔らかい印象、だけどズッシリくる。
先が気になる終わり方だけどエン…
生き別れた妹を捜すシリア人青年がフィンランドにたどり着き、そこで偶然レストランオーナーたちと知り合う。青年は彼らと絆を育みながら、妹という希望を探すのだった、、。
あまり身近には感じない、難民に…
カウリスマキ作品は「浮き雲」をユーロスペースで観て以来。ミニシアターにしょっちゅう行っていた頃に好きだった監督。四半期たって堪え性のなくなった私が、寝落ちせずに観られるか心配だったが、U-NEXTの…
>>続きを読む何故こんなに好きなんだろう?
削ぎ落とし洗練された台詞と、陰影が強調され、何処か"書割"に見える映像、魅力的で退廃感漂う演奏者達による映画に完全融合する音楽。
登場人物達のハードボイルド感が痺れる。…
© SPUTNIK OY, 2017