マッサージ屋

アイスブレイカー 超巨大氷山崩落のマッサージ屋のレビュー・感想・評価

3.0
1985年。
ソ連の砕氷船はペトロフ船長(ピョートル・フョードル)の指揮のもと南極に向かっていた。
巨大な氷山に遭遇し、その際に船員の1人を死なせてしまう。
責任はペトロフ船長にあるとした航海長はソ連当局に連絡し、セフチェンコ船長(セルゲイ・ブスケパリス)が送り込まれる。
ペトロフと違い、元軍人のセフチェンコは船員らに厳しくやがて大きな溝が船員らとの間に出来てしまう。
さらに砕氷船は南極海の氷で身動きが取れなくなり・・・。

日本劇場未公開作品。
ディザスター映画かと思って気楽に見てたら、旧ソ連の秘密主義に伴う抜き差しならない人間ドラマがメインでした。

行く手を阻む氷で難破寸前なのにプライドの為なのか他国の船にSOSを送れないとか、当時のソ連の印象ならあり得そう。
まぁ実話ベースらしいので本当にそうなんでしょうけど。

人間ドラマがメインなのは良いけど、グダグダ感が満載なのは難点ですねぇ。
上映時間が2時間越えにするまでもないというか。

でも氷山と格闘(?)するシーンは迫力ある。
氷山が動くという恐怖は伝わってきましたが、もう少しそこは深く見せてほしかったところ。

何はともあれディザスター映画として見るとガッカリするのは間違いない(笑)