ファントム

すばらしき映画音楽たちのファントムのネタバレレビュー・内容・結末

すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

「ようこそ映画音響の世界へ」の方が好きだけど、こちらもかなり興味深いドキュメンタリー。

一番の目当ては、「タイタニック」の音楽だった。しかし、それ以外にも「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」や「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」など、好きな映画の音楽を再び、もしくは初めて映画館で味わえたのは嬉しかった。
意外にも最も鳥肌が立ったのは「バットマン」のパート。ダークでありつつもコミックらしさを失っていない、なおかつ壮大という完璧なバランスを保ったテーマ曲を、改めて映画館で聴けたのは本当に良かった。

個人的には「ミニオンズ」のパートが長過ぎたように感じるけど、「ようこそ映画音響の世界へ」に続いて、様々な名作の映像と音を映画館で堪能できるかつ、その裏話も聞けるという二度とない体験ができた。

…で、肝心のタイタニックだが、映像と音楽も出ないうちに終わりっぽい雰囲気を醸し出してきて、「え?タイタニック出ずに終わり!?タイタニックの話が出るっていうのは、僕の勘違いだったのかな…」と大慌てしていたら、なんとエンドクレジット中に小さな画面で出てきた。スクリーン全面で味わえないのは残念だったけど、また少しでもタイタニックを映画館で観られて良かった。
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