Gasoline

すばらしき映画音楽たちのGasolineのレビュー・感想・評価

すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)
4.4
“あの作品のあの音楽”について、
それもその曲の作曲家による
解説付きで聴ける。と言うだけで、
見る価値大有りである。

印象深いのは、
現在ダンケルクが公開されて話題の
クリストファーノーラン監督作品で有名な
ハンスジマーが“締め切りが怖い”と言っていたことだ。

映画の中の印象的なシーンを思い出すと
そこには必ず音楽があるはずだ。
その音楽を聴くと
あの映画のあのシーンが脳裏に蘇り、
思わず鳥肌が立つこともあるだろう。
その感覚を生み出しているものこそ、
本作が表現している映画音楽の価値だと感じる。
余談だがミュージシャンのMOBYが登場していることに笑いそうになった。
彼はボーンシリーズの音楽を作った人だ。
この映画は映画の映画ではなく、
音楽の映画だと思う。
Gasoline

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