かりん

すばらしき映画音楽たちのかりんのネタバレレビュー・内容・結末

すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

前の上映で観れなくて諦めてたところ、また上映してると今日知って速攻観に行った。
観に行ってよかった!
最初は映画音楽の歴史に触れ、映画における音楽の重要性を改めて教えてくれる。その後は素晴らしい作曲家たちがぞろぞろ出てくる。高名なジョンウィリアムズやハンスジマーなどの天才特集的なところも。
映画館で観れなかった数多くの名作の一場面が沢山出て来て、最高の映画音楽が沢山ながれて、もう夢のようだった。音楽の知識なんて皆無だけど、それでも全然苦にならず楽しかった。
何故か音楽を聞くだけで何度も目頭が熱くなり、堪えたけど、ジュラシックパークで崩壊。あの最初に恐竜に出会うシーン大好きなだけになぜか涙が止まらなかった。ジュラシックパーク本編観ても泣くまではいかないのに…。演奏した人にとっても素晴らしい作品に関わった!っていう思いにさせたっていうのはジョンウィリアムズ凄すぎる。
ハンスジマーが毎回恐怖にかられているっていうのはビックリした。あの人ならもっと気楽に作ってるのかと。リサの歌声も聞けたし、もうハンス大好き。
ドキュメンタリーとしては、少しつまらない部分もあったし、長く出てくる作曲家の作品も特に好きじゃなかったりして、もっとここ詳しくやってよ、とかもあったけど、それはドキュメンタリーなら仕方ない。それを含めて本当に良かった。
最後のジェームズホーナーのストーリーでまた涙腺崩壊した。

資金をクラウドファンディングで集めたり、仕事辞めてまでこの映画作った監督本当に頑張ったんだなと思う。
出来るなら各作曲家のインタビューを全編見てみたい。カウンセラーのように監督に寄り添って映画にとって最高のものを作り出す作曲家、凄いわ…。

自分で作った音楽に鳥肌が立つようじゃなきゃって…凄すぎる!
また観たい。音楽が使われてた映画また観たい。すごくよかった。
かりん

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