素晴らしい映画には必ずといってもいいほど素晴らしい音楽があり私たちを感動に導いてくれる。そんな音楽を作っている作曲家たちのインタビューを中心に作られたドキュメンタリー。
こうやってレビューを書いていても、なかなか音楽に触れられるような素養も足りない私ですが、この映画の解説は解りやすかったです。色々なシーンを見せながら進んでいくので、出てくる映画が気になってきます。
ロッキーやパイレーツオブカリビアンのお馴染みなメロディやワイスピのポール・ウォーカーが仲間と別れる時に流れるメロディ等々...
観客の感情の盛り上げ方とか、凄いですね。オーケストラを日常的に使用した曲作り、沢山のパートの中から強調したり弱めたり編集していく作業。まさに神業。こうやって感動が生まれるのか~と、感心しきりでした。オーケストラの方々も楽譜もらって、直ぐに演奏出来るとか、さすがプロって思いました。
「スターウォーズ」のジョン・ウィリアムズや「ダンケルク」のハンス・ジマー、アカデミー賞獲った「シェイプ・オブ・ウォーター」のアレクサンドル・デスプラとか、多くの作曲家のインタビューがあり、興味深い1本。
ジャーナリストのマット・シュレーダーがこの映画の製作をしたくて、会社を辞めてまで監督した意欲作でもあり見応えあります。
この作品観てから、出てきた映画を観ていくのも楽しそうですね。