凛太朗

すばらしき映画音楽たちの凛太朗のレビュー・感想・評価

すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)
4.5
Hans Zimmer is GOD!
私が尊敬する音楽家のハンス・ジマーも、映画音楽を創造するにあたって常に苦悩や葛藤を繰り返しているんだなぁ。
ハンス・ジマーの作る音楽はロックだ!とか、オーケストラでレッド・ツェッペリンをやっているようだ!とかなんとか映画の中で他の関係者が言ってた気がするけど、あぁ、だからオレはハンス・ジマーの音楽に惹かれるのか。とか思ってみたり。

はい。映画好き&音楽を創造したり演ってみたりということに一応携わっている(趣味だけど)私としては、このドキュメンタリーは最高でした。

映画というものが作られ始めた最初期は、映写機の騒音を誤魔化すためにその場で演奏されていたとはいえ、総合芸術と呼ばれる映画には当然音楽は付き物なわけで、音楽と映画は切っても切れないものなのだ!ということがよくわかるドキュメンタリーだと思います。

エンニオ・モリコーネによる『続・夕陽のガンマン』は、わかってても痺れますね。かっこよすぎ!この雄壮なメロディだけでもカッコいいんですけど、セルジオ・レオーネお得意の極端なアップやカット割りがあるから余計カッコいいんですよね。ケミストリーの大爆発!相乗効果ですね。
映画は音楽との相乗効果に溢れまくっております。

作曲者によっての特徴とかも解説してくれてたりと、とてもわかりやすい。

それにしても、映画の中の音楽を作る作業ってのもとても大変。作曲家一人が作曲するだけでも大変なことだけど、それを演奏するバンドやオーケストラやスタジオミュージシャン、レコーディングエンジニア、編曲家、その他諸々関係者の方々と、それぞれの緻密な仕事ごある上に、監督が良しとしなければいけないですからね。そりゃ天下のハンス・ジマーも苦悩するわ。