Kosuke

すばらしき映画音楽たちのKosukeのレビュー・感想・評価

すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)
-
奇抜さを競ってるんじゃない。楽しんでるんだ。

このドキュメンタリーでは、映画音楽の歴史だけではなく、映画音楽家の作家性や映画への影響まで丁寧に追ってくれている。
映画は映像+音によって作られるエンターテイメントであり、芸術であることを改めて感じた。

映像を見て、展開や情緒を汲み取りながら作曲するところを見ると、音楽だけじゃなく、監督と同じくらい映画に造脂がなきゃいけないし、ある意味第二の責任者と言っていい存在なんじゃないかと思えた。
作曲家は監督の不安を取り除くセラピストでもあり、その作品を形作るディレクターとしての側面もあることに気づかされる。

何よりも映画音楽家一人一人の魂が仕事に乗ってる感じが羨ましいと思う自分がいた。
自分の仕事観や人生観にも訴えかけてくるドキュメンタリーでもあった。