すばらしき映画音楽たちに投稿された感想・評価 - 4ページ目

「すばらしき映画音楽たち」に投稿された感想・評価

YYamada

YYamadaの感想・評価

4.0
【ドキュメンタリーのススメ】
すばらしき映画音楽たち (2016)

◆ドキュメンタリーの種類
 証言に基づく「解説型」
◆描かれるトピックス
映画の中で音楽が果たす役割

〈本作の粗筋〉
・ハリウッド映画の主題歌やメインテーマは、どのようにして生まれるのか。映像からイメージされた旋律が、オーケストラの演奏などを通じて映画音楽になる過程を取材。
・ピアノのシンプルなメロディーが『E.T.』のテーマ曲へと変わっていく様子や、『ライオン・キング』でオスカーを受賞し、数多くの大作に携わってきたハンス・ジマーの苦悩など、知られざる映画音楽の裏側を明らかにする。

〈見処〉
①名作に名曲あり。アカデミー賞合計38冠に輝く作曲家たちの伝説——
・『すばらしき映画音楽たち』(原題: Score: A Film Music Documentary)は、2016年に製作されたドキュメンタリー映画。
・本作は、ジョン・ウィリアムズ、ハンス・ジマー、ダニー・エルフマンら、ハリウッドを代表する約40人の作曲家たちのインタビューや資料映像により、名曲の創作秘話が明かされる。
・また、ジェームズ・キャメロン、スティーヴン・スピルバーグなど作曲家以外の映画関係者や心理学者なども登場し、製作の舞台裏や科学的効果についても語られている。

②本作で語られる主な映画音楽作曲家
◆ビル・コンティ
『ロッキー』
◆マックス・スタイナー
『キング・コング』
◆ハワード・ショア
『ロード・オブ・ザ・リング』
◆モンティ・ノーマン
『007 ドクター・ノオ』
◆バーナード・ハーマン
『サイコ』『めまい』
◆エンニオ・モリコーネ
『新・夕陽のガンマン』
◆ジョン・シール
『マッドマック 怒りのデス・ロード』  
◆トレヴァー・ラビン
『タイタンズを忘れない』
◆ジェリー・ゴールドスミス
『猿の惑星』『チャイナタウン』
◆ジョン・ウィリアムズ
『ジョーズ』・『未知との遭遇』『スター・ウォーズ/新たなる希望』『スーパーマン』『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』『E.T.』『シンドラーのリスト』『ジュラシック・パーク』『スター・ウォーズ/ファントム・メナス』
◆ジョー・クレイマー
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』
◆ダニー・エルフマン
『ピーウィーの大冒険』『シザーハンズ』『バットマン』
◆トーマス・ニューマン
『ショーシャンクの空に』『アメリカン・ビューティー』『ファインディング・ニモ』
◆ハンス・ジマー『グラディエーター』
『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』『ダークナイト』『インセプション』
◆トレント・レズナー
『ソーシャル・ネットワーク』
◆ブライアン・タイラー『ワイルド・スピード SKY MISSION』『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
◆ジェームズ・ホーナー『ブレイブハート』『タイタニック』

③結び…本作の見処は?
◎: 「映画にて、鳥肌を生むのは音楽の力」…実体のない唯一の芸術「音楽」が映画に与えた影響を振り返る、映画ファン必見の作品。名作映画の名シーンが挿入された本作は、映画史のダイジェストとしての価値がある。
◎: 映画音楽の目的として挙げられる「効果音として観客を引き込む」…代表作は『サイコ』や『ジョーズ』。また「作品のモチーフを印象付ける」…代表作は、同じ曲をアレンジを変え、鑑賞者の耳に刷り込む『ロード・オブ・ザ・リング』など、至極納得の解説が素晴らしい。
◎: とくに作中で、印象的であった作曲家は、ビートルズと並ぶ20世紀最大の作曲家ジョン・ウィリアムズと、「パイレーツ・オブ・カリビアンはオーケストラのレッドツェッペリン」と紹介されていた、ハンス・ジマーの業績に目に見張るものがある。
◎: 『タイタニック』を例にジェームズ・キャメロンが語る「ほとんどの映画監督は、感情を音楽に変換ず、作曲家は監督の言葉から意図をつかむ必要がある」…キャメロンとジェームズ・ホーナー、スピルバーグとジョン・ウィリアムズの対等な関係は興味深い。
Rii

Riiの感想・評価

4.9
これはすごい…
本当に観てよかった…
映画お好きな方皆様にお勧めします!!

自分自身、映画に対する見方が本当に変わったし、音楽の素晴らしさを改めて痛感…

むしろ、これから映画を沢山観たいと
思っている方にも、
とってもすごくいいと思います。

映画って監督さん、俳優さんばかりを
見がちで、でも、
実は、無意識のうちに
映画の中の"音楽"が
自分の感情や眼線全てを誘導していて。
音楽1つとっても、
作曲、録音、調整…
沢山の人が関わって出来上がっていく。
監督の想いを、翻訳させていく。
奥深い…

"初期のころは、音楽で映写機の騒音をかき消していたんだ"
そんな始まり方をした映画音楽。
なるほど〜ってなりました。
70年代、オーケストラからの開放、
ジョン・ウィリアムズの時代。
そして、ハンス・ジマー。

ん〜!音楽の移り変わりも
意識すると楽しい!!



素晴らしい音楽ばかりを
ずっと聞ける、耳に贅沢な2時間でした!
くりふ

くりふの感想・評価

3.0
【耳と鳥肌】

題材的に映画館でなくてよさそうだな、と行くのを迷っていたら、もうレンタル始まったので、借りてきた。

何か凄いコトが見つかる映画ではないが、いち映画音楽ファンとして心地よかった。

ハリウッド映画史を中心に…というか殆どそうだが、映画音楽の変遷を振り返り、軽くレクチャーしてくれる。

定番だがまず、バーナード・ハーマン『めまい』『サイコ』がちゃんと抑えられて納得。前者はいきなり深層に忍び込まれる怖さがあり、後者は煽りのテクが見事。

『サイコ』は4年前、「シンフォニックシネマ」で生演奏を体験したが、ピッツィカートで細かくサスペンスを盛り上げたり等、緻密に組まれた音設計に驚いたものでした。いま聴いても、私はまったく古さを感じません。

ジョン・ウィリアムズが無双っぽく称えられ可笑しかった。確かに影響デカイとは思います。あと、ハンス・ジマーが漏らす本音に成程なあ…と思ったり。『LOTR』の主旋律が場面によりどうアレンジされるかの比較映像なども面白かったですね。

が、脳科学?の先生が語る、映画音楽が脳…心に与える影響・効果の分析がいちばん興味深かった。作曲家の何人かが、自分で鳥肌が立つような曲を作らないとダメだ、と自戒するのに対し、じゃ、鳥肌が立つってどういうこと?と分析返しているのが面白かったですね。

個人的には、この先生の突っ込んだ話をもっと聞きたかったです。

<2017.11.29記>
Sominha

Sominhaの感想・評価

4.3
今までで1番勉強になった映画
映画というカオスな芸術の一部を観測できた気がする。とても感動した。
創ることへのプレッシャーを感じていること、作品が受け入れられたかどうか気になること、映画音楽というは最高のマッチングサービスなんだと感じた。
当事者が言うことですごく感動した1文を添えて…
Film music is one of the great art forms of 20th and 21st centuries.
momoka

momokaの感想・評価

-
才能に圧倒される
全然収まりきってないだろうな

あと私も才能ある人たちと何かを創作する仕事がしたい
愚痴を書く場所じゃないけれど
こういうものに触れるとそう思う

やっぱり一番に書かせていただきたいのはジョンウィリアムズ。今すぐふられても、全部の曲口ずさめる。聴くと指揮をしたくなる。神だと思ってる。

ハンスジマーも神。音で凄いと思った映画をさっき振り返ってみたら、全部ハンスジマーだった。

あとはティムバートン作品のダニーエルフマンもそう。
アメリカンビューティーのマリンバも、ソーシャルネットワークのピアノも、

観てよかった
それにしてもオケ初見って凄すぎる
映画音楽が作られる過程と収録の現場まで見れるなんて素晴らしい。多くの名シーンと共に大好きな曲がたくさん聴けた。自分の好きな映画音楽がほぼジョン・ウィリアムズとハンス・ジマーによるものだったことが驚きだった。
やっぱりジョン・ウィリアムズとハンス・ジマー様は伝説
映画探しにもオススメなのが本作
全然待つからそんなに急いでスコア作らなくていいよ
急かす製作側が100%悪い
Tsurim

Tsurimの感想・評価

4.0
映画音楽が多種多様な変化と挑戦と流行を経て今がある。そして変わり続けていいくなかでも、大事にしなくてはならない文化がある。そんなことが多種多様な事例を交えて語られていました。

超偉大だと思っていたハンス・ジマーでも日々悩んでいると語っており、仕事に悩む私の励みになりました。

音楽が場面を支配する傑作群を紹介され、また映画が観たくなりましたね。
ああ、何か楽器続けていればよかったなあ。
柚菜

柚菜の感想・評価

4.5
めちゃくちゃ良かった!!名作映画音楽が次から次に出てきてワクワクしっぱなし!
劇中で鳥肌が立たない映画音楽はだめと言ってたけど、ここでとりあげられていた映画音楽ほとんどで鳥肌が立ちました。(笑)

名作映画には名映画音楽あり。音の効果がいかに映画には大切かがとてもわかりやすかった!

そしてジョン・ウイリアムズはやはり神様。20〜21世紀の芸術は映画音楽というのは本当に納得。どの曲も最高!
新たに色んな映画作曲家も知れて良かった。
T

Tの感想・評価

4.4
映画音楽の素晴らしさはわかっているつもりでしたが、やはりすごかった。普段映画を観ていて、(私は)あまり音楽に注目はないですが、無意識のうちに恐怖感、驚き、達成感など、場面のイメージが植え付けられているんだなと。無音で観て初めてわかる音楽の大切さ。

それにしても、あんなにアイコニックなテーマ曲を何個も作るって、まじで天才です。

最近Chaplinの映画をいくつか観たんですけど、彼の映画を観ていると音楽の大切さが直に伝わる。彼の映画音楽も後世に影響を与えたんかなと思ったり。

Rotten Tomatoes 91%

これから映画を見る時はもっと音楽にも耳を傾けてみようと思います。

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