すばらしき映画音楽たちの作品情報・感想・評価 - 5ページ目

「すばらしき映画音楽たち」に投稿された感想・評価

劇場で観たかったけど、結局観れなかった本作を、やっとDVDで鑑賞。
こういうのを至福の時って言うんでしょうね〜。

自分の中学時代から20代前半にかけては、もうスピルバーグ全盛期です。
スピルバーグと言われてすぐに思い浮かべるのは、僕にはジョン・ウィリアムズです。
と言うより、映画ファン、いや、恐らく世界中の人々の中で、ジョン・ウィリアムズの音楽に少しも触れたことがない人は(音楽が聴ける環境の人ならば)、ごく僅かではないでしょうか。
うちの奥様はそんなに映画や音楽に執着するタイプではありませんが、その奥様だって、曲名は知らずとも、ジョン・ウィリアムズの音楽は知ってます。
彼の音楽は、もう映画音楽という枠を完全に越えてますもんね。
うちの子供がレイダースのマーチを口ずさんでるのを聞いて嬉しかったですね〜。
やっぱりジョン・ウィリアムズは凄いですよ。
映画音楽を語る上では、やはり彼のスコアは避けられない。

インタビューばかりのドキュメンタリーだと、これは途中で眠くなったかも知れませんが、何せ様々な名場面と名曲を、一本の作品で沢山聴けるんですから、こんな贅沢な話ありません。

MTV世代以降、映画のサントラは豪華アーティストをコンパイルした、それ一枚で普通にオムニバスアルバムとして聴ける作品が増えました。
ロック大好き人間の僕には、それはそれで嬉しい限りなんですが、それでもスコアも大好きです。だって、オムニバスサントラは当時の流行や、人気アーティストを揃えてますけど、スコアのサントラは流行なんて関係ないんですから。ずっと聴き続けられるでしょう。僕が初めて買ったCDも、インディ・ジョーンズ最期の聖戦でした。

作品の冒頭、ロッキーのテーマが
流れますが、それだけで胸が熱くなるんですよ。
ロッキーを通して見ていないにも関わらず、ですよ?
帝国のマーチ、ミッション・インポッシブルのテーマ、ターミネーターのテーマ、もはやアイコンですよ。
何の作品か知らない人でも、一度は聴いたことがあるだろうし、フレーズを口ずさむだけで、わっ、なんか嫌な予感がする‼︎とか、ワクワクしてきたりしますよね。

作品で取り上げられているのは、最近の作曲家が多いのは当然なんですが、僕はバーンスタインやアラン・シルヴェストリにも触れて欲しかったですね。欲深くなり過ぎですかね(笑)。
モリコーネはインタビューがあまり好きな方ではないし、シャイな方だから、あれが限界だったかも知れませんが、彼を本格的に取り上げたら、こんな上映時間じゃ済まなかったでしょうね〜。

しかし、大好きなハンス・ジマーをあれだけ時間を割いて取り上げてくれたのは嬉しかった。ロックの感覚をオーケストラに取り入れ、観ている人の気持ちを鼓舞するスコアが多いですけど、最近は様々な方向の作品も手掛けられていて、一聴しても彼のスコアだと分からないことがあります。
ジャンルや作風は違いますけど、いずれジョン・ウィリアムズの地位を継ぐのは彼かも知れない。

ダニー・エルフマンは、もっと貫禄のある人だと思っていましたが、意外や細身でしたね。でも確かに、ティム・バートンとは仲良くなれそうな雰囲気の人(笑)。

ゴッドファーザー、007、大脱走、ニューシネマ・パラダイス…数え上げたらキリがない程、映画には大好きなテーマ曲がたくさんあります。
作品だけに限らず、20世紀FOXファンファーレもずっと聴き続けてきましたから、忘れられないです(あまり関係ないですが、金曜ロードショーのオープニングも好きでした。懐かしい…)。
これからも、映画を支え続ける名曲の誕生が楽しみです。
映画が本当に大好きな人に見て頂きたい作品です。

作品の最後、僕がウィリアムズ、ジマーと並んで大好きだったジェームズ・ホーナーを、ジェームズ・キャメロンのコメントと共に追悼してくれていました。泣けます。ブレイブハート、タイタニック、アポロ13、フィールド・オブ・ドリームス…。壮大で美しいスコアを書かれる方でした。彼の音楽は、後世まで語り継がれますね。
@アミュー厚木映画.comシネマ
映画音楽ファンにとってこれ以上ないドキュメンタリー。歴史、芸術性、技術などの観点から映画音楽が語られている。
久しぶりにE.T.、タイタニックを見たくなった。
IK

IKの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

映画が好きな人こそ感動できる映画音楽のドキュメンタリー。映画音楽の知識なんて全くなかったけど、「ああ、この人がこれもこれも、、」ってどんどん幅が広がっていくし、作る過程の話も光景も見れば見るほど感動する。みんな芯を持っていて、お互いに認め合いながら、あの人の音楽はすごい、真似できないっていう話もかっこよくて、本当に映画が好きでよかった。これからはもうちょっと音楽にも注目して映画が見れるといいな。
mana

manaの感想・評価

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「映画音楽は感情の潤滑油」

まさにそうだと思う
ハリーポッターのテーマ曲聞いただけで胸高鳴るし、わくわくがとまらないもん

最後にタイタニックの裏話が登場するのでエンドロールもお楽しみに
との

とのの感想・評価

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言葉にするのは違うから...
エンディングまで、観てほしい。
店の隅っこにポツンと置いてあったからなかなか見つけられなくて探すのに時間かかった...
新作コーナーに大々的に置いてくれてもいいのに!

あらためて音楽の力はすごいなと感心した。名作映画の音楽は印象的なものが多いもんなあ。

映画音楽の歴史や、名作映画の音楽ができるまでの過程なども詳しく説明されていて充実の90分。

音楽が目を操るってすごい!!

あの映画とあの映画のサントラは同じ人が作ってたんだ!という楽しさもあったし、見たことの無い楽器もたくさんでてきてわくわくした。

聞いただけでなんの映画か分かる音楽や、映画を観たことなくても音楽は知っていたり、また映画音楽がスクリーンを飛び越えて色々な所で使われていたりと映画音楽の凄さとそれを作る人たちの偉大さをしみじみと感じた。

一度、洋画は字幕だし音声なくても面白いんじゃね?と思って音量ゼロで見たことがあったけど全く面白くなかったもんなー笑

作曲家の視点から見る映画も楽しそうだなー

これから映画を見るときの楽しみが増えた。

このレビューはネタバレを含みます

映画音楽のはなし。

音楽にももっと注目しようと思うと同時に無意識に影響を受けてたんだなとも思う。
モチーフとか、音楽での視線操作とか、いろいろ考えられてるんだなあということが改めて知れた。
キングコング以来ずっとオーケストラが常識になってるというのはなかなか印象深い。
おりべ

おりべの感想・評価

3.8
名作たちの音楽を「これでもかっ!」と詰め込んだような映画。ジョン・ウィリアムズとハンス・ジマーしか知らなかったが、今日を機会にたくさんの作曲家を知ることができた。
この曲はこの人が作ってたのか!という発見がいっぱいだった。
いや~実に良いものを観た!
正確には、良いものを聴いた!…か( ^ω^ )
終了目前のイメージフォーラム。お客さん少な目。
しかも1,800円のつもりでいたら1,300円だった♪
邦題通り。すばらしき体験が出来た。
(銭勘定かいっ!Σ(゚Д゚))
(断じて違います(+_+))

『すばらしき映画音楽たち』
考えてみりゃズルいよね。古き遠き名作から、近年のそれまでテンコ盛り。[映画音楽名曲傑作選]なんだもの。ドライブインで隅っこに売ってる、古くはカセットテープだったりCDだったりの名曲ミックス。手を変え名を変え中身をチョイと変え(笑)ジャケ写変えて数多量産されるそれらの映像版であり、まさしく生(ナマ)のメイキングであり…、作曲者や技術関係者、果ては学者さんまでもが映画音楽について語り倒すという涙ものの造り。

『すばらしき映画音楽たち』という映画内の贅沢過ぎるサントラを聴きながら、勿論(この場合)背景には、胸アツなみダク鼻ズルの名場面が投影されている。いわゆるオーディオコメンタリーの集大成みたいなもんだけど本作。野澤はDVDレンタルしても、その手のコメンタリーだったりメイキングはほとんど観ないので(もしかすると?)それも良かったのかも知れない(;^ω^)

多分、その手に詳しい人ならば何でもないだろうけど本作。大挙登場するソングメイカーだったりミュージシャン。スピルバーグやジョージ・ルーカス。ジェームズ・キャメロン辺りは知ってても、これが音楽家となるとさ。かの大御所ですら全く見知らなかったから新鮮な驚きだらけだった。日頃、良かった映画のサントラはすぐに入手するから名前はわかる。でもさ?

え?ハンス・ジマーってこんな顔なの!?
ダニー・エルフマンってもっとゴツいとオモタ!
ジョン・ウィリアムスって誰だっけ???だった。顔は浮かぶけど名前がな~、名前は覚えてんだけど顔がな~なんつって取引先の名刺が増えて整理出来てない状態。

で、曲を聴くと
「あー!はいはい♪」の一発解決。

そんな連続に顔もニヤける( ^ω^ )
…んだけど、ニヤけてる場合じゃあない。いわゆるドキュメンタリーのテイだからね。各人の様々なトーク(インタビュー?)の応酬だ。各人が登場すると、作曲家(その他肩書)・名前・代表作が最低でも三作。それぞれの下に原詞が並ぶから、画面が文字だらけになる。真っ白に埋まった、さらにその下にトーク内容が勿論字幕で現れるから大混乱必至だ(苦笑)。悔しいけれど吹き替え版があれば、そちらでゆっくり見直してみたい気もする(;^ω^)

『すばらしき映画音楽たち』
古くは無声映画に、その場でオルガン弾きが音を載せる。即興でポロロン♪とやる。レトロにして複雑怪奇な、もはや巨大マシーンと化した古きそれ。観たことないけどシネマート。活弁士(?)さんによる上映なんてのも横目にしたから…どこかでオルガン上映やってくんないもんだろうか?(;^ω^)

ストップモーション『キングコング』をはじめとして、映画と言う画面に音が載せられて行った歴史と変遷が紹介される。時代時代の色を反映したそれらは、時にジャズだったり、さらに豪華なビッグバンドだったり…70年代80年代で言えば電子楽器となる。オーケストラも起用され、果ては大胆なロック風に操る進化形へも発展する。巨匠の厳然たる王道。新派の急進。巨匠の遊び心。クロスオーバーしてゆくそれらの未知。

名作を彩る調べは、作曲者、ミュージシャンたちが往年の巨匠たちを最大限リスペクトしながら吸収し、苦肉のオリジナルという更なるアレンジで、まったく別次元の新感覚を開花させたりもする。語る面々の背後と言わず周囲には、ギターやピアノのみならず、名前もわからない珍妙奇妙な世界各地の楽器が唸るほど置いてあったりもする。楽器だけで五つの部屋を満杯にし、ふらっと整理するも、気付けばガラクタがまた増えている…そんなツワモノもいる。

無から産み出す苦しみ。
何をどう表現しても良い手法の無限。
そして勿論、末に完成した歓び。

ハンス・ジマーをはじめ、〆切りだったり、映画会社からの[期待]という名の圧力。常に過去を凌がねばならない重圧。コスト。売上。逃げ出したくなる弱き。彼らは悪夢にうなされるそれらを、時にコミカルに、トートーと語る。

制作風景。模索風景。実験的に。お遊び的に(笑)。映画音楽の、まだまだ未完のつぶたち(音符)が常に映画内に散りばめられている不思議。そして作品映像に被される、耳馴染んだ曲と、蘇る名場面( ;∀;) ほんとに巧く出来てる映画だ。

『すばらしき映画音楽たち』はズルいと言った。
映画音楽だけじゃない、数々の名場面付き。
そのオンパレードだからね。序盤の歴史紹介やら変遷から転じて、クライマックスシーンの数々が幾度となく挿まれるともう、懐かしさと究極のいいとこ取りラッシュで思わずホロリとさせられるから大変に困ったもんだ。当然だけど、映画じゃないからサッと次に場面転換しちゃってズッコケるんだけどね(;^ω^)もっと泣かせろよと思わなくもないが仕方ない。

でもなぁ…ホントにズルいよなぁ…
よもや『○○○○・○○○○』で泣かされるとかさ。「やめてくれ~っ!!!(>_<)」と叫びそうに涙したよ。音楽もそう。勿論、映画もそう。各映画の、ほんの1シーンが挿し込まれるだけで頭の中と身体が一気にタイムスリップする。郷愁だったり回顧だったりね…だからそれは観ている個々人それぞれの目に見えない思い入れだ。

遠く遡って…友人が『○○』を観た。感激して原作本を買った。サントラも買った。何度も何度も読む。その度。クライマックスの場面に合わせてサントラを流しながら涙するんだと泣きながら話してくれたことを思い出した。「珍しいやつだな」と思ったけどアナタは正解だ(涙)。

『すばらしき映画音楽たち』
大昔ね。まだFM局。FM放送がTOKYO FMとNHK FMしか無かったんじゃないか?って頃。確か土曜の22時だったかに映画音楽を流す番組があった。SONYのラジカセ(ソフトイジェクトでないようなヤツ)で録音しちゃあしみじみ聴いてた(爺さんかよ!Σ(゚Д゚))。テレビの映画ばっかり観てて、今考えればガキんちょには絶対難しいよなぁってのもかじりついて観てた。きっとガキはガキなりに感銘を受けてたはずなんだよね。言語は吹き替えられても、その奥で耳にする映画音楽に修正変化は無いからさ。「オッサン今でも三つ子の魂百まで」も、納得が行くそれら。

本編で学者さんが語るけど、映画音楽は感情を誘導する。脳内のアッチもコッチも刺激する、チョコレートとセックスのそれ。自分では無意識だと思っていても、巧妙な音と音の仕掛けがこちらの心を操っている。時に、無意識と追っている(と思い込んでいる)視線の行方まで操れる術(すべ)。日頃、没入鑑賞とか憑依観客などとホザいている野澤だけど、俺みたいな単細胞バカは、まんまと(最も)大作家さんたちに絡めとられてるだけなんだなと思ったら笑けてきたよ( ;∀;) いい意味でね。(←負け惜しみ)

画と音。
きっと、画面を追う視覚。情報量に錯覚してるだけで、目に見えない音という、視覚をも凌ぐその重要さが沁みてわかる本作。ゆえに恐ろしくもなる本作。眼前の役者さんたちが渾身の演技を魅せるのと…、さて、何の変りもないくらい潜在意識に忍び込むそれ。巧みに生み出す。生み出される、姿無き影の、影にして真の役者たち。ここまで来るとサブリミナルみたいなもんです(;^ω^)

リアルタイムの話をすれば、明日は12月1日。
まさに映画の日。今じゃ映画の日も何もあったもんじゃありませんけど本作。渋谷イメージフォーラムは最終日です。今、上映館は渋谷と京都と兵庫みたいですが、御用とお急ぎでない方は是非劇場へ足をお運びいただき、12月1日を[映画音楽の日]としてお楽しみ下さい。(レンタル屋さんゴメンm(_ _)m)

『すばらしき映画音楽たち』
原題:SCORE: A Film Music Documentary
これからは映画におけるそれを[サントラ]などと呼ばず、「あ~、あのスコアは良かったねぇ…( ̄▽ ̄)シタリガオ」などとのたまって友達の5~6人からブロックされたり…、なんだったら顔面凶器。Vシネ最終兵器にしてレジェンド:小沢仁志さんの『SCORE』と本作の二本立てという「ひとりSCORE祭り」を開催するのもオツですね♪(なんでやねん!Σ(゚Д゚))

自薦他薦問わず。
すべての映画ずきさんに是非とも劇場で堪能してほしい。
『すばらしき映画音楽たち』とは…

ありがとう『すばらしき映画音楽たち』な、

そんな映画です。
本当にありがとう。
ありがとうございましたm(_ _)m
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(↓※ネタバレ独り言につき要回避※↓)




俺ね?ベッタベタにベタだけど、
『タ○○○ック』のエンディング。
痙攣するほどダク泣きしてまうんです。
そしたらキャメロン。おんどれ仕掛けやがって。
ピロロ~、ピロロピ~ロ~、ピロロ~ロ~ロ~♪
(わかんねーよ!Σ(゚Д゚))
ま、いわゆるセリーヌのアレですわ。
本作。色んな映画のエンディングで泣かせる。
最後の最後にアカン!アカン!アカン!のが来た。

でもね?

あれ?舞踏会で。パチパチパチパチで。
来ないの?と思ったら…“スケッチ”??
おのれはホンマに…

どついたろかアホンダラ!!!(>_<)
どこまで泣かすんじゃい!!!(>_<)

R.I.P, James Horner.
あんたが遺したSCOREは永遠だよ。
二度のタイトルバックにダメ押し決壊だわ。
有名な映画音楽のオンパレード。録音シーンが見られて音楽好きには楽しい。

こう見ると邦画の音楽ってダサいよなぁ。