イスタンブールでは野生の猫と人間が共存している。
日本の昭和の半ばみたいな感じなんだけれど、イスラームの預言者マホメットが猫を大事にしていたということから、神の使いみたいな地位にいるらしく、奈良の鹿のように街ぐるみで保護されているようだ。
猫たちは堂々としていて、カメラや人間を怖がっていないみたいだ。この街での人間と猫との関係性と撮影の上手さがあいまって本当に生き生きとしている。
見ていてイスタンブールに移住したくなりました。いつまでも猫と共存できる街であってほしい。
とはいえ、カメラの動きに慣れてしまったら淡々とした映画なので、思わず眠ってしまいました。
全部見ていたら満点だったかもしれません。(ごめんなさい)
登場する猫たちはペルシャ系のふわふわした子が多いのかと思いましたが、割と普通だったので、さらに親しみが持てました。
寝てしまったところも含めてもう何度か見たいものです。
(鹿よりかしこい 2018/1/12記)