菩薩

方舟の女たちの菩薩のレビュー・感想・評価

方舟の女たち(2016年製作の映画)
3.9
社会に流され、社会で流れ、人に流され、揉みしだかれ、それでも生きてく女性賛歌、そして人生賛歌の様な気がしてなかなか胸が熱くなったし、もちろん股間も熱くなった。NOが言えない図書館司書、1流の男しか目がない三流の女、男社会で女性らしさを喪失してしまった警察官、そしてそんな彼女らを繋ぐ奇跡の指を持つ痴漢サソリ。単純にストーリーの繋ぎ方が滅法上手いなって思ったし、痴漢を追いかけてる時の電車の中から?の?横移動ショットが超かっこよかった。痴漢電車物、図書館物、ホームレス物のAV的エッセンスも存分に詰め込まれててそちらの方も大満足。俺は未だかつて、あんなに誠実で切実な「おっぱい触らせてください。」を聞いた事が無いし、武田鉄矢の再来には素直に感動&爆笑したwやはりおっぱいは地球を救うし、争いを止めるし、何より人命を救うと改めて確信を抱いた。男は結局やりたいだけ宣言!嫌よ嫌よも好きのうち宣言!とは言え痴漢は犯罪らしいので人を選びましょう。警官の上司の声が小さい!→もっと大きく!→うるせぇブス!は早速明日から使えるパワハラ&セクハラだと思った。
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